新年は大晦日から降り始めた大雪に見舞われています。私の住んでいる地方は北上高地・種山ヶ原約900メートルの入り口付近に位置しており標高は150メートルくらいの中山間地です。
日本海から流れてくるしめった空気が秋田、山形で大量の雪を降らせたあと奥羽山脈を越えて北上川の上を通り私の住んでいるあたりに到着します、そのときに少し余った雪を降らせるのが一般的なパターンです。
ですからよく「風花」などといって風に載ってちらほらと雪が舞うという感じなのですが、安心しているとたまにドカット大雪になることがあるようです。
大晦日の風景です、今年は11月頃に一度寒くなり初雪を観測したのですがその後ほとんど雪も降らず地面も完全に乾いていましたのに大晦日になってどっといっぺんに降り始めました、その後もずっと降っています、元日に東京に住んでいる私の兄や甥の家族が岩手のスキーを楽しんだ帰りに立ち寄りましたがこの大雪にあって高速もストップし大変な帰郷になったようです。
がしかし、本物の雪国ではこんなもんではないのでしょうね、ですから雪国出身の人は「雪が嫌いです」と必ず言います、私の母も富山県出身で雪が大嫌いだといっていました。
今年はしょっぱなからガツンとやられましたが岩手移住21年目の年頭に当たって初心に帰るを合言葉にもう一度がんばる（ぼちぼち）気持ちを固めています、今年も宜しくお願いいたします。
