いつの間にか鶏糞の中からカボチャが芽を出し、勝手に蔓を伸ばします。あっという間です、アマガエルも気持ちよさそうに葉っぱを独り占め。
この間私のところのニワトリが大量に狐にやられてしまったので、ようやく重い腰を上げて小屋の周りに電牧を張り巡らしました。
電牧というのは電気を通した牧柵のやくです、いまは案外簡単な設備で効果的な働きをしてくれます、うちは大きな動物、鹿や熊、いのしし等の被害ではないので地面すれすれに電線を張ります。
そこで、今日の話ですが、草が伸びる伸びる、1日にどのくらい伸びるのか、一番下の電線が地面から約15cmくらいのところに張っていますが、何日もしない間に電線にタッチしてしまいます。
タッチしてしまうと地面に放電してしまって役に立ちません、そこでのべつ草刈ということになります。それは良いのですがカボチャの蔓が伸びたがるのに伸ばせないのが困りました、他に移植しようかとも思いましたがちょっと機会を逸してしまったようです。
農村に住んでいると、家の周りや農地、道路の草刈は仕事の一部です、1日デストロイヤーとなって草と戦うこともあります、何も考えずにもくもくと草を刈る!体中汗だらけになって草を刈る!
私は草を刈りながらこの草は何という草か?お!珍しい花が咲いているぞなどと気にしながらやっているものですからあまりはかどりません、
これは「黄ツリフネソウ」のようです、こんな草も沢山有って刈ってしまうのももったいない、などと考えてしまいます、だから中途半端になってしまうわけですね。
ちょこっと何時も持ってるカメラで近づいて見たら、この鞘がパチパチと爆ぜて種を飛ばしました。新鮮な驚きでした。