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Gevrey Chambertin Cuvee de la Brunelle Joseph Roty 2009

2014-10-14 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Gevrey Chambertin Cuvee de la Brunelle Joseph Roty 2009
Gevrey Chambertin Cuvee de la Brunelle Joseph Roty 2009
パリとサンフランシスコはブルゴーニュ通のひしめく二大都市だが、ここで口やかましい人々の寵愛を受けている大人気のドメーヌ。ワインのスタイルは、繊細さを強調しつつするどく強い味わいを求めた物で、魅力のある組み合わせといえる。

シャルムシャンベルタンはきっとロティの最上作で、今日この畑から生まれるなかでもっともすぐれている。畑は樹齢八十五年と報じられるが、これによるところが大きいだろう。またマジ=シャンベルタンもたいへんすぐれ、グリヨット=シャンベルタンもみごと。どのワインも探す価値があり、いかにも澄んだ、素敵な味わいで、高い水準を守っている。
「ブルゴーニュワインがわかる」マットクレイマー著より抜粋

ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・ド・ラ・ブリュネル[2009] ジョセフ・ロティ

樹齢50年。蔵のすぐ裏にある畑。柔らかい甘みがたっぷりとあり、とても大らかで親しみ易い印象。ラズベリー、ブラックベリーなどの良く熟した果実香とスパイスの香りが複雑に混ざり合い、どっしりと深みのある洗練された酸がアクセントを加えている。味わいの層が幾重にも重なっている。八角、桃のコンポート、果実のシロップ漬けなど、かなりの糖度を感じる印象。しっかり完熟したブドウのみを使用していることが実感できる逸品。酸、ミネラルとのバランスも良く、ヴィラージュ物ながら完成度が高い。塀に囲まれているおかげで、熱が滞留するので、ブドウが他と比較すると熟しやすいようだ。ベリー系果実のシロップ漬けのような凝縮した甘みのある香りと、良く熟した濃縮した果実味。酸、ミネラル、タンニンもバランスが取れている。3樽程度造れたようだ。(輸入元資料より抜粋)

商品名 GEVREY CHAMBERTIN Cuv?e de La Brunelle 2009 / Joseph Roty
容量 750ml
国/地域 フランス/ブルゴーニュ
タイプ 赤・辛口
ブドウ品種 ピノ・ノワール
ゆはらより)





JOSEPH ROTY   ドメーヌ・ジョセフ・ロティ
    ジョセフ・ロティのワインを試飲した事は
              私にとって忘れ難い経験である。

病弱なロティは、絶えずタバコを吸い、愛するブルゴーニュや、とても若いように思われるが、やがて消滅するであろう近隣のブドウ栽培家が採用しているワイン造りの技術や、有名なボーヌのネゴシアンがグリヨット・シャンベルタンの畑にある大きな岩を爆破するという冒涜行為、そして数え切れないほどの他の話題について熱っぽく語った。

ロティは話したり、微笑んだり、笑ったりする事が好きだが、2つのこと(切手収集とワイン)には、ひどく生真面目である。
私はロティのワインが誘惑的かつ享楽的であると思った事がない。
力強くて風味が強烈で、構造がしっかりしており、非常に均衡の取れた、タンニンの強い、しばしば内向的で、印象的なワインを一貫して作り出している。
この「古風なスタイル」のブルゴーニュは、ピークに達するのに時間がかかる。
が、熟成すると、ジュブレ・シャンベルタンで造られた最も優れた、最も価値のあるワインになるはずだ。
< ロバート・パーカー氏 評 >

※シャルムの帝王ジョセフ・ロティ!!
【ジョセフ・ロティ】
ジュヴレ・シャンベルタン・ラ・ブリュネル[2009](赤)

アペラシオン(産地) : ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン
ワイン名(ラベル表示) : JOSEPH ROTY Gevrey Chambertin Cuvee de la Brunelle
内容量 : 750ml

マット・クレイマー氏も、
「探し出してでも飲みたいワイン」
と評価を出しています。

クロード・デュガの品質に追随していると並び称されるジョセフ・ロティ!
ジョセフ・ロティは現当主で23代も続く名門!
シャルムの帝王とも称される、ジュヴレ・屈指の名手です!!
是非ともセラーに1本
キープしておいていただきたい1本です♪
かわばた酒店より)




ワイン会にて
抜栓日:2014年9月27日
(エチケットの写真取るの忘れて、ワインラインナップの写真から作成しました)
色合いは、フレッシュですが、結構濃い目のルビー。艶やかさがあります。香りは、もうのっけから香水の香り。ほかのGevreyとは一線を画する香り。スミレ、バラといったお花の香で、その中にベリー系の香りが混ざっています。他の人達も開口一番「香水だ!」と言っていました。妖艶な女性的な、エロチックな香り。ところが、時間の経過と主に、カカオ、コーヒーといったブーケが、今度は前面に登場するというとても変化に飛んだ香りで、大変素晴らしいです。味わいもしっかりとしたタンニンですが、決して荒いわけでなく、むしろビロード系の感じです。酸も伸びやかで、程よい果実甘味が心を落ち着けます。'09とは思えないような飲みくちの良さですが、これから10年位たってからもう一度飲んでみたいワインでした。素晴らしい!