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9人の翻訳家 囚われたベストセラー 2020 60点

2020-07-14 13:01:00 | 映画
9人の翻訳家 囚われたベストセラー 2020 105
60点


世界的ヒット間違いなしのミステリー小説を世界同時発売するために集められた9人の翻訳家...




監督はフランス出身
タイピストの
レジス・ロワンサルです


門外不出のミステリー小説を翻訳するために
集められた翻訳家たちが
ある事件に巻き込まれていく
という
密室サスペンスで

序盤、翻訳作業
中盤、事件に翻弄される
終盤、種明かし

的な流れになって行くんですが
そのどれもが
中途半端でイマイチだなあと
思いながら見ていました

まず
翻訳作業なんですが
翻訳家ってたぶんこうなんだろうな
というこちらの想像を超えてくるような
ディテールや、翻訳家あるあるみたいなものを感じられませんでしたし


中盤の、事件に翻弄されるパートも
結構、犯人綱渡りというか
その場のアドリブまかせというか
計画と言うより運の要素が強く感じてしまい
あまり乗れませんでしたし


終盤の種明かしも
時系列を弄った見せ方は悪くないんですが
やっぱり、にわかには信じられないというか

そもそも
翻訳家、小説家としてのレベルが
伝わってこないので
こいつらって結局どのレベルなの?
感が最後まで伝わってこなくて

それが肝心な
犯行の動機のノイズになっていたように感じました

密室を活かしたサスペンスというより
回想主体の語り口もなんだかなあと
思いましたし

そもそも9人いらなくね?とか
警察めちゃくちゃ人数多くね?とか
てかそのヒントめちゃくちゃネタバレじゃね?とか


細かいところが気になって
あまり楽しめなかったのが本年の
密室翻訳作業サスペンス映画でした〜



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