沖縄県那覇市で自分の料理店を出すことを夢見て日夜働く新垣洋二郎(妻夫木聡)のもとへ那覇市内の高校へ進学を決めた妹(長澤まさみ)が引越してくる。
なにかと流行った気がするけど…いまさら鑑賞。
「いま会いにゆきます」の土井祐泰が監督を勤める。
序盤から味のあるカメラアングルに好感を持ちつつ、中学生上がりとは思えない長澤まさみに目を見張りつつ、予想外に順調に進んで行ったのだが、少しずつベタドラマ化していってしまった。
映画人より少し観てる人は時間配分でだいたい次の展開がわかってしまうので、予想通りの展開により満足感が損なわれてしまう。
いまいち解らない時間の早さと強引すぎる展開もその要因だろう
途中から無邪気すぎる長澤まさみ(見た目あきらかに20歳前後)の演技が気になったり、妻夫木聡の無計画とも思える行動が馬鹿らしく見えて、どうにもこうにも…
結末も一番予想しやすい安易な終わり方で興ざめ。私からは涙ではなく笑みがこぼれた。
個人的にこの映画で一番得したと思うのは塚本高史だなー。ああゆう役ておいしいよね
最後にこの映画を見た人を代表して言います
「兄ちゃん、雨戸閉めてよ…」
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