舞妓はレディ/55点

強烈なまり娘が舞妓になりたい！
と、ここで働かせて下さい系スポ根作品です。



周防正之監督作品

日本文化だけど実際何も知らない職業舞妓さんを題材にミュージカル映画作ってみました。
新人 1/800上白石萌音、鈴木先生長谷川博己キャストでどうすか？

と勢いはあるだけど、ミュージカル苦手意識あいまってか、色々とあいませんでした。。
ミュージカルの気恥かしさといったら…。。


いきます。。
まず！
舞妓トリビアが少ない！というより無いよね～。
彼女らの給料＆舞妓遊びがいくらだとか、
化粧どうやって落としてる？
風呂どうしてる？
着物なんか工夫ある？
正座のコツある？
色々あるカンザシの意味あんの？
三味線太鼓踊りいつ練習してんの？
舞妓コミュニティ的ないじめとか上下関係とかないの？
実際エロ出来事ないの？

と挙げたらキリがないし、

話のベクトルがあっちこっち行き過ぎね。
舞妓デビューできるか！？
でよいのに、
方言なおるか！？から始まっちゃってるから着地点があやふや京言葉みたいになっちゃてるよ～。

主役のモチベーションもよくわからんし、感情ないんじゃねーの？級。
なんで舞妓になりたい？がわからんから、見ていてしんどかったです。

スポ根的な練習シーン（というか導入部だけ）もあるんだけど、個人練習みたいなのしてないから、本気さが全く伝わってきません。

そのスポ根要素の代わりにあるのが、全く話が進まないような方言練習…。
これが、また退屈退屈。

あの小野小町のくだりいつ練習してたよ？いきなり上達してんじゃねーよ！！
とツッコまないひといるのかしら。。


登場人物豪華で沢山いるわりに、気の利いたセリフもそんなになくて残念。

インド映画みたいなエンディングもどうかなあ
無理矢理なロマンスもどうかなあ

とがっくり点多かったです。。