釜石らーめん こんとき（岩手県釜石市）

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります（という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています）

 

（前回の続き）GoToEatみやぎのお食事券を使って天下で一品な一杯を頂いた後は、帰宅せず県道8号線利府街道から国道45号線に抜けて鳴瀬奥松島ICからは三陸自動車道の無料区間を北上します。

実はこの日12/22が2020年仕事納めでして明日から年始まで長期休暇なのでした（嬉し嬉し）

昨年末は九州行き1泊11日約5,400kmのラーメン遠征旅行を敢行しておりましたが（クリックで過去記事へ）今年はコロナ禍という事で長距離移動を避け最近マイブームになってましたGoToトラベル宿泊祭りを開催したいと思います。

 

という事で仙台から約200kmひた走って約3時間。この日の宿は釜石市の某ビジネスホテルに宿泊でございます。

1泊朝食バイキング＋大浴場付きで7,480円＋駐車料金300円のところをじゃらんクーポン割引500円、GoToトラベル割引2,618円、かまいし宿泊得得キャンペーン割引3,000円でロビーで支払ったのがわずか1,662円。

しかもGoTo地域共通クーポン券1,000円と釜石市内の参加店で使える1000円分のお買物券を頂いたので逆にお得になってしまった計算になります。こんなお得な話は多分今だけ。

しかも部屋に入ったら冷えたスーパードライ350ml×3本と袋菓子のサービス有り。最高ですね。例によって部屋にポータブルBDプレーヤーを持ち込んでアイドルのブルーレイ流しっぱなしで（ボリュームは控えめで）ビールかっくらいながらふかふかのベッドでぐっすりと熟睡させて頂きました。

翌日の朝ご飯はバイキング形式でしたがこちらおかずは少なめ。でもその代わりおにぎりが数種類用意されてて美味しくてかなり気に入りました。おにぎりってこんなに美味しいんすね。

ちなみにかまいし宿泊得得キャンペーンのお買物券は「シープラザ釜石」にてお土産に三陸産わかめを購入させて頂きました。サンクス釜石！

 

 

さてせっかく釜石に来たのだからご当地”釜石ラーメン”の美味しいやつを頂きたい。いろいろ調べて今回「釜石らーめん こんとき」に行ってみます。

こちら釜石では「新華園」と並ぶ老舗有名店で2019年に仮設店舗から現在の店舗に移転されたそうで少しづつですが復興の兆しが見えてきているのかな。

メニュー見るとスープは醤油と味噌の2種のようでセットランチが安いからどうしてもラーメン単品じゃなくてセットで頼んじゃいますね。

「セットランチメニュー（ミニチャーハンと釜石ラーメン）」750円

早速のスープですが豚ガラベースに油量控えめであっさりした動物系に醤油ダレもあっさりめ。塩気のカドが無くどこまでもマイルドで優しい味わいです。

チャーシューの戻し由来の薫製香が軽く漂い郷愁を帯びた味わいがじわじわと感じられるようなスープ仕上がり。仄かに昆布と節の香りが浮かび上がるようなこのバランス感こそ釜石ラーメンの肝のような気がします。

縮れの細麺はやや柔らか目な食感で優しいスープによくマッチしています。チャーシューも昔風なもも肉部位で噛み応えのある食感のもの。レトロ感が良いですね。

炒飯も油感強すぎず香り強すぎずちゃっちゃっと炒められた食堂系の味わい印象で毎日食べてもいや毎日でも食べたい美味しさに仕上がってますね。

スープの一滴まできっちりと完食です。旨し。

 

さて「釜石らーめん こんとき」ですが店内は常連さんで賑わっており活気あふれる雰囲気が良かった。またいつか来てみよう。そして食べ終わって改めて店の外を眺めたら辺りは空き地だらけ。復興なんてまだまだだという事を思い知らされました。うーんごちそうさまでした。

(20/12/23)
こんとき／岩手県釜石市鵜住居町2-408