紅葉が映える季節が近づいて参りました。アマチュアカメラマンは腕の見せ所ですね(写真は5月の岩木山近辺です)
さて今年は県民割(隣県割)を使って散々泊まり歩いているという話を以前致しましたがどうせ泊まるなら安くてお得な宿が良いなと東北中の目ぼしい宿をネットでチェックして曜日ごとの傾向とか当時の宿泊料金に関してもしっかりとメモを取っていたのですがコロナが収束(?)し始めた9月頃からの各宿の宿泊料金の高騰ぶりがヤバイです。
今年5月頃の2倍は普通で3倍超もちらほらあっていくら全国旅行支援が始まって割引制度が充実しても正直お得感が薄い感じがしてしまいます。それでも今はすぐに空きが埋まってしまいますし、底値で泊まれて貸し切りだった件とか懐かしいな。
とはいえ思えばコロナ前はもっと高かったんだしこれは正常に戻る過程なので仕方ない。去年破格で旅行しまくってたLCC旅行と同じだ。泊まれるうちに沢山泊っておいて良かったと思う事にしよう。
旅はいつでも初舞台♪
5月に私用で弘前に行った時に頂いたラーメンから。例によって前乗りで弘前に入り用事を済ませた後、弘南鉄道大鰐線「弘高下駅」駅前に2019年春OPEN「麺屋 玉三郎」へ行ってみました。
昼休みが無いようで15:30頃行きましたが営業されてて有り難い。駐車場は店舗左側の川沿いに2~3台分のスペースが有って停めてOKとの事。
入店するとコロナ禍という事でこのようなものを書かないといけないのがイマドキですね。まぁ何かあったときに連絡を頂けるものなのできちんと書いておきます。
メニュー表を拝見。ニボニボ的なメニューは無いですがなんか全体的に値段設定が安くて嬉しいですね。
早速のスープですがガラ味ベースに醤油ダレがきりっと強めに合わせられて醤油の旨みがダイレクトに伝わるスープ印象が有りますね。
スープ表層には乱切りの背脂が浮かべられてコクも十分。豚の旨みに津軽中華らしい煮干し主体の魚介系が豊潤に合わせられて奥行きが感じられる力強いスープに仕上がってます。これだけの背脂が乗ってこの煮干しの強さだとかなり多めの煮干しを使っていると思われます。
麺は緩い縮れの入った中細麺が合わせられます。麺は三河屋製麺@東京からの仕入れだそうで弘前では珍しいですね。チャーシューは肩ロース部位で程よい固さの仕上がり。旨いです。
端チャーシューにネギとマヨを添えておまけに黄色いたくあんを添える辺りが青森っぽくて良いですね。
そして肉の量がかなり多くてビックリ。これで200円とは日本一のコスパではないでしょうか。チャーシューとタレが美味しいのでマヨは抜いても良さそう。数量限定にも納得の頼むべき一品でしょう。
動物系ベースは共通と思われ白味噌主体の味噌ダレはニンニク、生姜を効かせたかなり甘目の仕立て。弘前で主流の味噌ラーメンというかズバリ中みそに近い雰囲気が有りますね。
やや単調になりそうなところをわずかにピリ辛に仕立てて魚介系の旨みを合わせる事で程よい塩気を伴いながらいつまでも飽きない旨味を最後の一滴まで味わえるようなスープに仕上がっていると思います。
麺は強く縮れの入った極太麺が合わせられて極太の木材メンマにネギ、そして味噌はモヤシも入り麺に絡んで見た目よりもなかなかの食べ応えを感じさせてくれます。旨し。
さて「麺屋 玉三郎」ですがスープ素材の一つ一つが見えてくるようなクリアさがありおそらく無化調と思いますが醤油ダレのパンチも有ってセンスの良さを感じました。そしてチャーシュー丼のお得感も凄かった。また来ます。
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