イトーヨーカドー弘前店と言えばバスターミナル直結という好立地で弘前界隈では隆盛を極め1994年当時大手のダイエー弘前店@ジョッパル進出を11年足らずで撤退に追い込み弘前ではデパート扱いとまで言われた人気店で今でも食料品コーナーとか大賑わいでつぶれるそぶりも見えませんが確かに上の階はガラっててIYはアパレルが売れないとダメみたいで
とりゃあ♪(懐かしいフレーズ)
2月に用事で弘前に行った際、久しぶりにイトーヨーカドー弘前店に立ち寄って来ました。ヨーカドーと言えば仙台民には今年1月のアリオ仙台泉店閉店が記憶に新しいところですがこちら弘前店も今年9月めどに閉店が決まったらしい。
閉店後ロピア等を傘下に持つOIC(オイシー)グループが事業を引き継ぐようで廃墟にはならないで済むようですがロピアって仙台ヨドバシに出来たスーパーでしたっけまだ行ったことありませんがTV「坂上指原のつぶれない店」で見ましたが活気のあるスーパーのようですね。
さてヨーカドー弘前店ですがこういう折々に休める場所があったりして高齢者に優しくて好きなお店でした。ステッキホルダーってあるんだ。自分もいつかお世話になるのだろうな。
せっかくヨーカドーに来たのでラーメンでも食べていきたい。
ポッポで…という手も有りましたがこれは全国どこでも食べられるので(そのうち東北からなくなりそうですが、汗)
店内バスターミナルとの連絡通路付近に在ります「らーめん亭」(クリックで過去記事へ)に行ってみたら30分待ちの札が出てたのでパス。凄い人気だ…。
フードコート側に戻りまして今回は宮城県名取市にも支店(クリックで「仙台名取店」記事へ)が在る「長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店」へ行ってみます。
こちら2021年4月OPENしたばかりの長尾中華そば初の弘前出店店舗となってまして、何気に青森市と弘前市ってラーメン文化が違うんで弘前でどれほど支持を得られているのかチョイ気になります。
さてメニュー見ると長尾中華の名物”朝ラー”もやってる模様。9:00~10:30(L.O.)ライス付きあっさり500円ってメッチャ安い。ポッポ並に安いじゃん。スーパー内のフードコートが朝9時から開いてるのも何気に凄い。
「にんにぼ次郎」なる二郎インスパイアメニューも気になりましたが今回は新潟燕三条系っぽいこちらをオーダーしてみます。
少なめ・普通・鬼脂(+50円)から背脂の量が選べるとの事でそりゃもう鬼脂を頼むしかない。
早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで雑味なし。スープ表層に分厚い油膜が張られていてさらに乱切りの背脂がドボドボと浮かべられていて超絶豚甘こってりなベースがパンチ有り。明らかに普段の長尾中華とは別物のスープになってて面白い。
醤油ダレは薄口しょうゆ隊の味わいで塩気が強くそこに片口煮干し主体の魚介系がしっかりと効いていてふんだんな旨味あり。磯海苔がスープに溶け込んで磯の香りをプラス。タマネギの刻みが強めに薬味を与えてくれています。
麺は固めに茹でられた極太麺でゴニッとした食感のもの。インパクト強めのスープにしっかりと絡みます。チャーシューはホロっと柔らかめな仕上がりで味も上々。旨し。
手打ち麺・ちぢれ麺からちぢれ麺チョイス
こちら弘前店限定メニューと書かれてましたが…あれ?本店にも「あっさり」って普通に有りましたよね?→→→(クリックで過去記事へ)やっぱり2019年9月に行った時「あっさり」有りました。どの辺が限定なんだろう?
さて早速のスープですが油浮きのほぼ無いスープは動物系不使用かな。昆布系を効かせた醤油ダレは濃口醤油主体で配合適量。煮干しの出汁がキュッと効かせてあり見た目以上にニボニボ感の強いスープになってます。
麺は強烈な縮れを入れた平打ち中太麺でやや柔らかめな茹で加減のもので弘前周辺でよく見かけるタイプ。トッピングもお麩を乗せてスープも麺もスタイルは津軽中華っぽいんですが、それにしてはスープの甘さが抑えめでその辺は青森市のお店だなぁと違いを感じたりする印象。あくまでも長尾中華流ですな。
さて「長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店」ですが弘前って朝ラー店少ないって思ってましたけれどもまさか駅前にこんな店があったとは盲点でした。駐車場無料ですし今秋9月のヨーカドー閉店前にまた来なくては。
(24/02/17)
長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店/青森県弘前市駅前3-2-1 イトーヨーカドー弘前店B1F フードコート内
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます