仙台ラーメン最強伝説

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支那そば しおで(青森県八戸市)

2020年07月23日 | 青森県

前回の続き)十和田市でホッとする一杯を頂いてから時計を見るとそろそろ17時。

そろそろ帰路につかないといけないのですがせっかく天気がいいので何処かで夕陽でも眺めてから仙台に帰りたい。下北半島で夕陽スポットと言えば確か横浜町の「菜の花畑」が有名だったはず。そこに行ってみよう。

 

野辺地から国道279号線のバイパスになっている下北半島縦貫道路(無料)を使って北上。ちなみにこの国道279号線は大間を経由して函館まで繋がっているらしい。もちろん海上区間(函館 - 大間間)は道がないから海上国道ってやつですね。

恐山まで51キロの表示板有り。恐山(クリックで過去記事へ)で夕陽見るのも良いかな?少し考えましたが一人で恐山はちょっと怖いな(笑)


途中立ち寄ったコンビニで新聞の見出しを見てビックリ。鯵ヶ沢の名物犬わさおが死んだらしい。

鯵ヶ沢は何度か行っててあの焼きイカ屋とかも訪れているのですが本物のわさおにはたまたま会えなくて結局会えず仕舞いだったなぁ。それにしても夕刊とはいえ東奥日報の一面記事ってのは凄い。青森発の日本中で愛されたゆるキャラでしたもんね。記念に一部購入です。


さて横浜町「菜の花畑」に到着したのが18時頃。さすがに菜の花は終わってましたが車の窓を開けると緑草の香りと一緒に心地よい風が入ってきました。

日の入りまで少し時間があるので車のシートを倒して一休み。ここまでの一日は寝てるか食べてるか運転してるかの3択でちょっと疲れました。温泉入ってないけど今日はパスしよう。


アラームで飛び起きると辺りは夕暮れの真っただ中。

思わずカメラを取り出し写真を撮りまくります。

こちらは田んぼに反射した空を天地逆転させてみました。幻想的に見えたら狙い通りですがいかがでしょうか?

景色が綺麗すぎてカメラの腕が悪くてもそこそこ絵になってしまうのが楽しい。たまに農作業の軽トラが通る位でほぼ人が居ないこの絶景を独り占めしてる気分ってのは最高の贅沢ですね。

# ただし虫よけ装備だけは必携です。ノーガードだと半端なく虫に絡まれます(笑)

 

菜の花畑から海に下りてすぐ近くの「ほたて観音」へ移動した頃にはすっかり日が落ちてそろそろ暗闇に。ここから見る夕陽も素敵だろうなぁ。

 

 

さて観光を満喫した後は2時間ほど車を走らせて八戸市へ移動。ここらでラーメンを食べておきたい。

国道45号線沿いにあります「支那そば しおで」へ行ってみます。こちら八戸ラーメンを代表する老舗店との事。「支那そばとコーヒー」という看板が味わい深い。


支那そば」590円

レンゲがでかいっすね(笑)

早速のスープですがベースは鶏ガラのようであっさりとした動物系に香味野菜が入りスタンダードな味わい。醤油ダレは適量~やや控えめな配合。

そこに煮干しが煮出汁で入りニボニボ感が結構強め。煮干しは片口鰯主体のようで気持ち苦みが入りつつも雑味は少なく魚介系の旨味が豊潤で、ミネラルな塩味と共にスープの風味をしっかりと持ち上げてくれています。

麺は加水率高めの中細麺で縮れを持たせてありスープによく絡みます。若干スープの塩気が強めなのですがネギが程良い薬味を加えてくれていて案外バランスは悪くない。50円のライス小もしくはランチタイム半額の”おにぎり”が欲しくなる感じですね。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「支那そば しおで」の一杯ですが煮干しを主体に出汁を取るという意味では津軽中華のスープとよく似てますが醤油ダレに味醂や砂糖で甘さを加えがちな津軽中華に対して「しおで」のスープは煮干しの塩気をダイレクトに伝えてくる印象があって甲乙つけがたい魅力がありました。かなり好きな味だったので八戸に来たらまた来てみよう。

(20/06/09)
支那そば しおで/青森県八戸市新井田松山下野場7-6


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