喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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ゴッドファーザー part Ⅲ(1990) ★★★★★

2017-08-24 23:11:05 | ギャング



前2作同様amazonプライムで観賞。

 

前作より16年の時を得て公開された。



アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの最期を描く。

 

 

 

随分老けて声もしゃがれました。

 

 

 

人脈や財力からマイケルの権力が絶大であることは分かるのですが、

 

今までのファミリーがほとんど出演しなくなってしまい、ファミリーが縮小しているようにも見えます。本作ではマイケルの懺悔と苦悩を中心に描かれており、Ⅱの時のように尖っておらず丸くなっております。かつてのビトーを彷彿とさせます。

 

 

 

ロバートデュヴァルが出演拒否したせいでトムヘイゲンが死んだ設定に。。これが一番惜しいところ

 

ファミリーもマイケルと妹のコニーとアル・ネリの僅か3人で回してるように見えます。

 

Ⅱでも側近だったアル・ネリは最後までマイケルの側近だったようです。

 

後にビンセントの側近となるのだろうか

 

残念ながら役者の方は2000年代に事故で亡くなられてしまったそうです。

 

 

 

Ⅲで最も存在感を増しているのが妹のコニーでしょう。

 

Ⅱまでのマイケルのような殺気や迫力に満ちています笑 もはやゴッドマザーと化しています。

 

マイケルが衰弱してからというもの組織の要となりより献身的に活動しなければいけない立場になったからでしょうか。

 

 

 

アンディ・ガルシアが3代目というのには驚きです。

 

 

 

そして今回も、とても分かりづらい、敵の策略が分かりづらいです。。

 

 

 

というのも実際にあった事件をモチーフにしているそうで。事前知識があれば理解しやすそうです。

 

 

 

相当雑になりましたが以上で。

 

高橋ヨシキのシネマストリップではソフィアコッポラがあまり美人ではないと言っていましたが、相当美人だよなぁ・・・

 

2022年4月20日追記

2020年、コッポラ自身による再編集版であり、タイトルも変更された『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』が公開された。

2022年、日本で劇場公開。2月に限定公開されたかと思いきや4月には午前10時の映画祭にて大々的に公開された(2月の公開はなんだったんだ。)

TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞した。

もはや5年前に観た内容など覚えていないが、ラストシーンが明らかに異なる(マイケルが死なない)のは分かる。けどこの重大なシーンをあえて変える必要はあったのか?原版の方が私は好きだ。

 

大きく変更されているのはオープニングらしい。構成を変更し、ストーリーラインがすぐ分かるようになった。これにより、分かりにくかった話が理解しやすくなった。

12分カットされたシーンがあるということのようだが。

 


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