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とよあけ九条の会が熱田空襲の跡をめぐる会

2009年04月02日 | Weblog
 とよあけ九条の会が3月31日、熱田空襲の跡と白鳥庭園をめぐる会を28人の参加で行いました。

 当日は午前9時に地下鉄神宮西駅に集合し、熱田空襲を記録する会の小島守さんの案内で、熱田の路地裏(間所とよばれる)をめぐりながら、爆弾の破片で欠けてしまったお寺の石柱、空襲で死んだ牛が倒れていたが食べるものがなかたため2~3日うちに骨だけにされてしまったところなど空襲の跡を見て回りました。

 また、1945年6月9日の空襲で亡くなられた方の慰霊地蔵にも手を合わせてご冥福を祈りました。

 最後に堀川の護岸に残る爆弾が削った跡の記念碑を見てから、熱田生涯学習センターで小島守さん制作のビデオを見ながら、熱田空襲のこと、日本の戦争のことなどを映像と小島さんの解説でしっかりと学びました。
 戦跡めぐりには新聞で知ったというとよあけ九条の会以外の方の参加もあり、総勢60人になりました。

 この後、とよあけ九条の会の会員は近くの白鳥庭園を散策しましたが、参加者からは、60数年たった今も戦争の悲惨さを生々しく訴える戦跡にみなさん深い感銘を受けたようです。会に寄せられた感想を2~3ご紹介します。

○ 今まで聞いているだけで実感できませんでしたが、案内していただき改めて戦争の恐ろしさを実感しました。9条の会の大切さを実感しました。

○ 戦後生まれの私には大変ショックでした。ボランティアでこのような記録をしつづけ、映像を残し、語り継ぐ行動は大変貴重なことです。こうした一人ひとりの行動が再び戦争を起こさないための大きな力になると思います。自分なりにできる行動をしていこうと改めて思いました。

○ 初めて九条の会に出席して戦争の痛ましさを改めて思い返しました。この戦争の悲しみを孫たち(孫の一人は熱田高校の出身です)に話してみます。

○ 寄せられた俳句 「真っ赤な芽吹き 爆弾墜ちし地に」
          「爆撃痕残る護岸や ほとけの座」
          「鶯の上手に鳴けり白鳥園」

 なお、とよあけ九条の会は、6月14日(日)に沢田研二さんの「我が窮状」をみんなで歌い、九条の会事務局長の小森陽一東大教授の講演を聞く会を計画していますが、実施の日が近づきましたら詳しくご紹介します。

 連絡は事務局の中西城ニさん(0562)92-2755まで。


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