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豊田9条の会が憲法講座・運動に確信持てた

2015年06月24日 | Weblog
 豊田9条の会は6月20日(土)に結成10周年記念・憲法講座を開きました。会場の豊田市福祉センターには昨年の倍の220人が参加しました。

 憲法講座では、本会代表世話人の森英樹元名古屋大学教授が「戦後を70年でおわらせようとする安部政権」というテーマで講演なさいました。

 森講師は安倍首相の歴史認識は、戦後50年に当たっての村山談話で述べられたアジア諸国への侵略の反省を拒否するものであり、今日本を戦争をする国に変えようとするものだと指摘しました。国会に提出された安保関連法案の問題点を詳細に分析して、「法案は正に戦争法であり、これを許してはならない」「安倍内閣の基盤は弱いものだ。9条の会の運動で再び退陣に追い込もう」と訴えました。



 会場から子育て世代のお母さんから「小学校時代広島の原爆映画を見て戦争は悪だと身にしみて感じた。3人の子にいつも平和が大切なことを語り続けていく」と発言があり、高校生からは「政治家の欲望で僕の未来を壊されたくない。来年は選挙に行って安倍さんへの反対の意思表示ができる。」と、また戦争体験者の89歳男性は「俳句を通じて平和を訴えている。18歳で徴用に行き、軍需工場で何度も死にそうになり、生きていることが奇跡だった。怒りを込めて戦争法に反対の声をあげていく。」と語りました。

 講演を聞いた参加者からは「戦争法と言われる意味が、具体的な話でよく理解できた」「もやもやが解けた。周りに署名を訴えることができそうだ」などの感想が寄せられました。

 講演会を通じて13人の新会員が増え、カンパ7も2万円余寄せられました。マスコミも注目して数名の記者が取材に訪れ、メモを取って聞いていました。

 豊田9条の会では、今後市民の目に映る行動を市内で展開していくことにしています。



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