昭和区九条の会が平和美術展の作品募集中

昭和区九条の会が毎年恒例となった「平和美術展」を今年も５月に開催することになり、その準備が進んでいます。

「平和美術展」は５月12日（火）から17日（日）まで、瑞穂区の名古屋市博物館３階ギャラリーで開かれます。展示する絵画や書、陶芸作品、写真、手芸などを募集中です（出展料は一作品５００円）。４月25日まで申し込みを受け付けています。

また今年は、共同作品としてピカソが描いた「ゲルニカ」の絵を新聞紙や写真を張り合わせて再現する作品の制作にも取り掛かっています。縦150ｃｍ、横300ｃｍの台紙も出来上がり、いよいよ色を塗った新聞紙を千切ったり、平和な日常を示す写真を貼ったりする作業にかかります。作業は19日と26日の日曜日の午後１時30分からＡＪＵ自立の家サマリアハウス行われ出ますが、作業に参加できる人を募集しています。

連絡先は０９０－６６１６－９３６８うじはらさんです。

「ゲルニカ」はスペイン内戦中の1937年にナチス・ドイツ空軍がフランコ反乱軍を支援するため、バスク地方のゲルニカに都市無差別爆撃を行い、大勢の死者が出たことに抗議してピカソが平和を訴えるために描いたものです。昭和区九条の会では安倍内閣のもとで日本が戦争をする国に向おうとしていることを多くの人に考えてもらいたいとゲルニカを今回のメインテーマに選びました。