肝高の阿麻和利、ダンスフェスティバル、そして今日はマワシ高校とシュリ高校の卒展へ!
3日連続で沖縄中高校生の活躍を鑑賞。
マワシ高校はクリエイティブアーツコースという科があって特に写真が有名。
写真の全国大会で何度も上位賞をかっさらっている。
もうひとつのシュリ高校は沖縄で唯一、染織デザイン科があって、
染め(もちろん紅型が主)・織りを専門的に学んでいる。
(ちなみに、両方とも私の母校ではない。シュリ高の隣ではあるけれど(笑))
特にシュリ校の染織科はすごい本格的!
織りもちゃんと糸染めも自分でして機織で織るのだ。
3年間で伝統と基礎がしっかりたたきこまれているのがわかる。
でも、高校生らしい斬新なデザインや、
それから横幅10メートルもある紅型壁画もかなり圧倒的。
私も今からでももう一度高校生になって、シュリ高染織科で一から学びたいくらいです。
私の高校生時代のときより、デザインやCGなどいわゆる「美術」に特化した
科やコースを新設した高校がだいぶ増えたけど、
いろいろな学校の卒展を見ててもまだまだ基礎力が圧倒的に足りない作品が多い。
高校生だから基礎力が足りないのは当然ではあるけれど、
そういった基礎勉強に費やした時間、描いた枚数が圧倒的にたりないというか、
自分の趣味の世界だけで満足して縮こまっているっていうのかな。
デッサンとか平面構成とか、たしかに面白いものではないかもしれないけど
でもそれをしっかりまじめにコツコツがんばってきた人と、
避けたりないがしろにしてきた人の作品は見てもわかるよ…(ノ_-;)
この人が高校3年間をどう過ごしたかって作品にでるよね。すごく。
その点、シュリ高の卒展は安心してみていられる。
(それと、カイホウ高校の芸術科美術コース)
科としての伝統の強さもあるかもしれないナ。
ともあれ、
ガンバレ、沖縄の高校生!
キミタチの活躍を祈る!!