がじゅまるの樹の下で。

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他魯毎推し!

2013年07月17日 | ・琉球史散策/グスク時代

 

前記事の続き)

そうそう、「新・王の食卓」では現代版組踊の有志メンバーによる
オープニングアトラクションもありましたよ!by TAO Factory.
(出演者10数名くらい。“卒業生”など懐かしい面々もいて嬉しかったな

4曲くらいの演舞に、
「役者」として他魯毎、尚巴志、攀安知が一同に!

しかも他魯毎推し!?
いーぞー(≧▽≦)ノ(笑)

やっぱ、新作・現代版組踊は
是非とも南山モノが欲しいですなぁ(*´艸`*)

和やかに会話する三山の王たちが
実にかわいかったです(笑)


 

というわけで、他魯毎。

↑は今も昔も宝島用に描き下ろした「武将・他魯毎」です。

他魯毎=成金

もしくは

他魯毎≠武将

なイメージがある彼ですが、
尚巴志や攀安知に劣らぬ
武将としてのかっこいい(っぽい)姿で描こうと
結構こだわって描きました!!

でもお宝好きの他魯毎らしく、
鎧のタイプも尚巴志や攀安知とは変えて大鎧、装飾品もハデにする、
(※尚巴志と攀安知は胴丸)
という点ではやはり従来の他魯毎エッセンスは入っているというわけです。

画像ではあんまり見えないかもですが、
実は朱漆に螺鈿とか黒漆に沈金とか細部にもこだわってるんですよ

ちなみに鎧の、
黄色に青の小花が付いてるのは
「国宝・小桜韋黄返威鎧」
を参考にしました。

最初金屏風のイメージで全部黄色威にしてたんですが、
さすがにそういう鎧は見ないみたいで
(部分で黄色威とかはあるんだけどね)
代わりにこの「小桜韋黄返威鎧」を教えてもらって参考にしました!
(ビジュアル監修/上里隆史さん)


…という制作裏話でしたっ。


ちなみに、人としての他魯毎は
くせっ毛で眉も濃くて量多めの小太り、背は低め
でも尚巴志のがちっちゃい。

という個人的なイメージは
初めて他魯毎を描いてみた時から一貫しています(笑)
(あはは、何も分からずテキト~に描いてた頃だ(笑)8年のブランク明け間もない頃)

 


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