がじゅまるの樹の下で。

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謎の琉球ハトサブレ

2016年10月11日 | ・琉球歴史/文化風景

 

キラキラ化男子3人目に描いた
亜蘭匏(あらんぽう)のチビキャラバージョン。

常服のホシ(ゼッケン部分)に描いたのは
琉球ハトサブレ(笑)

 

…ってゆーか、リンク記事で、
またいずれ記事にします
って書いておきながら5年もたっとるわ。

というわけで、
今日はこのハトサブレについて。

 

 

これは北谷・嘉手納・読谷一帯で出土した
『刻画石板』に描かれている造形です。

『刻画石板』は
鳥や船、建物のような絵、
渦巻や三角、四角、その他記号のようなものが
彫られている石板のかけらです。

 

 

沖縄県立博物館サイトより(↑クリックで拡大)

 

しかし、
いつ頃のものなのか、
どのような意味があるの、
何に使われたのか
一切が謎に包まれているため
「沖縄のロゼッタストーン」
とも呼ばれています。

その中の鳥の図柄が
なんともゆるくてかわいいので
個人的にはハトサブレと呼んでいます(笑)


※亜蘭匏のホシに入れたのは特に意味はありません。
ただかわいいと思って。

 

 

『琉球戦国列伝』では
北谷間切つながりで加那時代の阿麻和利に
ペンダントとして装着させています。
文字が読めない人たちのための
身分証明のような印だったりして?
…という私の妄想炸裂コラムも一緒にどうぞ。

 

 

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