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シーサーと言ったら赤瓦の上に乗っているものや、
建物の入口に阿吽のセットで据えられたものをイメージする方が多いと思いますが、
こうやって民家にシーサーを据えるようになったのは
実は近代(明治以降)になってからのこと。
じゃあそれまではどこにあったのかと言うと、
城門(ex→首里城)、
王陵(ex→玉陵、浦添ようどれ)、
寺院(ex→円覚寺)
そして、集落の入り口です。
このようなシーサーを
村落シーサーとか、村シーサーと言ったりします。
(※地域名を含めた固有名詞だと「獅子」と呼ぶことも多いです)
集落を災いから守るためのシーサーです。
村落シーサーの特徴は、
阿吽のセットではなく1匹の独立したものであること、
そして原始的なシンプルでころっとしたフォルム。
現在「シーサー」と聞いてイメージするものと
だいぶ印象が違うのでは?
いわゆる「ゆるキャラ」ですな。
愛きょうたっぷりの顔です。
村落シーサーは主に南部に残されています。
↑は知念グスクの近く、旧知念村具志堅の村落シーサー。
(※2009年撮影)
↑旧玉城村百名の村落シーサー(百名之獅子)
お尻は穴だらけ。
↑糸満市名城の村落シーサー。
拝み場所になっているのか、
香炉と、5円玉が3枚並んでいました。
シーサーと一口で言っても、
そのバリエーションは様々。
シーサーに出会ったときは素通りせず、
その表情や姿に目を向けてみると
きっと楽しい発見があるかもしれませんよ☆
夏休みの自由研究なんかにもイイかもね!
(もしくは「琉球の龍について」でも可!誰かやって(笑))
一時期シゴトでシーサーについて調べてました。
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意外と首里城のメインのシーサーピックアップしてなかった…。
(欄干のちびシーサーはあるけど)
*おまけ*
現在沖縄で1番でかいシーサー → ★