がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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喜友名の石獅子群

2018年05月06日 | ・村シーサー/おきなわ石獅子マンガ

車で前を通るたびに気になっていた
宜野湾市喜友名の石獅子巡りを(やっと)してみました!

 

 

喜友名集落の周りに置かれた7つの村シーサー。

巡るための順路やマップもあったので
案内板の地図を写真に撮り、それを頼りに歩いてみました。 

 

 

それでは1番から順に行ってみましょう!

 

 

村シーサーの特徴は、

1体単独であること。

そしてざっくりとした原始的なフォルム。

ころっとした体。
豚のような小さなしっぽ。
とにかく大きな口。

にやっと笑っている表情が実におもしろい。

 

 

3番4番はなかなかのフォルム(劣化・摩耗)。

表示がないと気づかないかな…。

 

 

6番は鼻筋が通っていて
なかなかのイケメン。

民家の塀の上にちょこんと載っていて
かわいらしい。

 

 

歯列がはっきりした7番。

空を見上げていました。

 

それぞれの獅子にちゃんと表示柱が立っていたので
7つとも迷わずに探すことができました♪

 

 

ところで
今回1つの集落の7つのシーサーを一気にめぐって再認識したことは
シーサーの置かれている「向き」。

マップにシーサーの向きを矢印で書きこんでみました。
(記憶に頼ったものなので、微妙なずれがあればご容赦を)

シーサーは外部からの厄を追い払うために外を向いているのですが
この7つのシーサーのあるところがかつての集落の縁だったのかなぁ、と想像しました。
(現在の喜友名地区はこの地図のエリアよりももうちょっと広い)

写真だけではわからない、
実際に巡ったからこそ、の再認識でした。


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