がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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首里城の大龍柱

2009年11月20日 | ・琉球歴史/文化風景

首里城(正殿)には実にたくさんの龍が棲んでいます。

その数、なんと34匹。
(BY「テンペスト」記述)

屋根の上の龍頭棟飾はもちろん、
正殿前を守る門番的なこの大龍柱も
すぐ目に付く龍の1つではないでしょうか。

柱に巻きついているような形態のものは多けれど、
このように龍が独立して立っているというスタイルは世界を見ても
これだけ、なのだそう。

この大龍柱が最初に立てられたのは1508年。

その後、
1660年に焼失、
1709年に破損、
明治期には短く切られてしまい、
先の太平洋戦争では首里城への集中攻撃により破壊

(※首里城には日本軍司令部が置かれていました。
現在もその壕入口などが首里城公園に見ることができます)

でもその破壊された大龍柱の一部は運良く形が残っており、
県立博物館で見ることができます。

現在、首里城正殿を守っているこの大龍柱は4代目、ということになります。


夕日を一身に浴びて更に赤く燃える首里城正殿。


首里城にこんなに龍が棲んでいるのは、
やはり中国との関係が意味してきます。

皇帝の印である龍の使用を許可されて
それで正殿に龍の装飾が増えたとかなんとか。

最近ちょこっと詳しく読んだんだけど……

なんだっけー
(「百十踏揚」?「第一尚氏物語」?…探せなかった

 

龍の爪の数も違うのよね。

でも、同じ首里城の龍でも一部爪の数も違ったりしてます。

4本爪がメインではありますが、5本のもあったり。
(3本もあったかな)

 

うーん。今回の記事、後半はかなりあいまいさの残る記述でしたが

今度首里城に行った時の宿題にしまーす


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