がじゅまるの樹の下で。

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第一尚氏物語

2009年11月03日 | ・和心な本、琉球な本

今日は日本全国この秋一番の冷え込みだったみたいですね。

カーディガンを出しました。

そんな肌寒い文化の日。

『第一尚氏物語~尚巴志王の三山統一とその後の王たち~』
(大盛永意著)

を読みました。

この本は前編と後編に分かれてて、
前編が尚巴志が三山を統一し、亡くなるまでの話。

後編が尚巴志亡き後の第一尚氏王統の話。
(護佐丸・阿麻和利の乱なんかもここに入る)

 

一応、今月23日の平田大一さんの舞台「翔べ!尚巴志」に合わせて購入した本なので
とりあえず前編のみ読了。

これは“小説”、というよりも歴史(案内)本って感じでした。
もちろん勉強になったし、今までなんとなく分かったつもりで、
もや~んとしていたものが整理できたような感じです。

でも小説要素は少ないので(ゼロではないが)、
娯楽としては琉球史に興味がないと無理かも

(「テンペスト」や「百十踏揚」は歴史小説として楽しめます。
特に「テンペスト」はだいぶ娯楽要素が強いです。)