がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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沖縄空手会館と大城賢雄

2018年09月06日 | ・琉球歴史/文化風景

前回の「沖縄空手会館」の続き。

 

 

展示室前のロビーにある
空手(=手:ティー)にまつわる名言・格言。

世界中の空手愛好家たちが都合場所として、
英語表記もばっちり。

 

このパネルの、展示施設入り口を挟んで向こう側には…

 

 

名だたる空手家たち(空手の各流派の開祖など)の写真が。

だいたい等身大くらいなのかな。

右端の本部朝基は、彼を題材にした小説『武士猿』を読んでいたので知っていました。
あと、左端の船越義珍。彼は本土に空手を広めた人の代表として勉強しました

私が歴史的空手家で知ってる人…と言えば
この二人くらいだったのですが……

 

ふと、この人に目が留まる。

 

 

左から2番目の方、摩文仁賢和(まぶにけんわ/1889~1952)。
糸東流の開祖
初めて聞くな?と思っていたら、沖縄にその流れの道場はないのだとか。
船越義珍らと同様、関西を拠点にし空手を広めていった方です。

さて、その摩文仁賢和。

 

摩文仁…賢…。

 

摩文仁家(姓)… 名乗り頭 賢…

 

…ときたら、
もしかして、大城賢雄の子孫?

 

帰ってからググってみたら、

 

ビンゴ!

わあ、夏氏の家紋もがっつり!


全日本空手道連盟 糸東会
糸東流空手道 養秀館拳忍会

 

武将・大城賢雄つながりとは
なんだかより強そうですね。

ちなみに、この写真がほぼ等身大だとしたら、
賢和さんは(今から見たら小柄だけどおそらく当時としては)普通の背丈の印象でした

さすがに賢雄同様、身長2m(伝)ってことはないか(笑)
 


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