毎年6月の恒例行事になってる
DRUM TAOの沖縄公演!
今年ももちろん行ってきました。
(約半年前からチケット取ってたもん♪もちろんSS席!)
毎年行ってるけど(今回で4年目)、
毎年目新しい演出があって
毎回ビックリ&楽しませてくれる!
その年ならではの「色」があるのは
やはり、さすがだなと思います。
今回のテーマは「続・十七人のサムライ」!
去年も書いたけど、
あれだけ長髪のお兄さんたち集団が許されるのは
個人的にこのTAOだけ(笑)
(※単髪のお兄さんもいますし、また女性メンバーもいます)
まさに現代のサムライです。
太鼓の超絶技巧の数々はもう当たり前なので置いておくとして、
今回特に印象的だったのは「歌」!
基本、アンコールの挨拶までしゃべらないTAOですが、
(掛け声とかはあるけど)
今回は歌が!カッコイイ!
ただし歌詞のある歌ではなく、声だけの原始的な歌。
男声コーラスの力強くて原始的な感じが
また太鼓のリズムと相まって一気にTAOワールドへ!
また、今回初めて見た扇子の男性ソロ演舞も素晴らしかった。
現代版組踊でやってる扇子の舞もかっこいいのですが
TAOのは、もっと鋭くて攻撃的でアクティブで、だけど美しい。
THE・サムライです。
個人的には侍魂・斬紅郎無双剣の首切り破沙羅を思い出した…
って、通じる人いないな(^^;)
しかもあのキャラは扇子じゃなくて鎌。
でもあのキャラはなかなかいいんだよ、
狂気の美しさって感じで。
…って、おっと脱線、脱線(^^;)
また、TAOの沖縄バージョン(掛け声にヒーヤーサーサー)は
さすがに会場が1番盛り上がりました!
しかもそれを前半の最初の方に持ってきたので
会場が一気にTAOの手中にハマった感じがしました(笑)
いやぁ、魅せてくれましたね、TAO。
TAOの公演はホントに緩急が絶妙。
公演全体を通してもそうだし、
1曲を見てもそうだし。
客席から登場するなど客を巻き込んだ演出はこれまでもあったけど、
今回、暗転したまま姿は見せず、
拍子木のような打楽器を打ち鳴らす演出も印象的でした!
闇の中、360度から鳴り響くあの空間!
(2階席にもいるから上からも後ろからも音が…)
そして舞台に照明が入るとどーんと琳派!
くぅ~!!と唸りました!
そこは一気に秋の世界。
舞台美術を見るのも楽しみの一つ。
今年は幽玄な墨絵、
そして琳派!
琳派、来年400周年なんだ…。
これは色々準備しておかないとな。
太鼓、横笛、三味線、筝、鉦、旗に棒、
たっぷり2時間。
超一流のエンターテーメントを満喫させていただきました!
やっぱりTAOは生で「体感」するに限る!
個人的には映像ではTAOの魅力の半分も伝わらないと思う…。
演劇ではなく音楽ライブなんだけど、
舞台に携わる人にはホント1度は見てほしい公演です。
沖縄の人には特に。
来年も6月に沖縄公演することがすでに決定!!
伝統芸能や演劇、ダンス、パフォーマンスを勉強してる人、
現代版組踊好きな人、ホント、見て!!
いやもう、マジで。
チケット5000円とか6000円とかするけど
「一流」を「体感」するに、充分に値する額です。
こういうものにお金は使いたいものです。
1ヶ月に400~500円貯めれば、
来年は行けますよ!
TAOの黒塗りの太鼓を見て思ったんだけど、
そう言えば、太鼓の胴が赤いのって、沖縄だけ?
だとしたら、いよいよ沖縄は「朱」の文化ですね。
今回、TAO公演と日程がかぶってしまったので
AMAMIKIYOは泣く泣く欠席 (;_;)
昼公演見てから車飛ばして…とも迷ったんだけど
万が一遅刻するようなことがあってはいけないと
今回はTAO最優先にさせてもらいました。
でもAMAMIKIYOも見たかったな―。
っていうか、AMAMIKIYOメンバーにもTAO見てほしい(笑)
前も書いたけど世界観が結構通じるところあるんだ。