琉球伝信録
2013年2月17日(日)
那覇市民会館大ホール
コンベンションでのあけもどろと同日公演。
この日は2本立てでした
(那覇舞台は日程的になんだかいつも余裕がないな…)
2012年度那覇青少年舞台プログラムは
夏のセンセイションに息吹との交流公演、
2度も台風で中止になってしまい、
今回のこの伝信録が今年度最初で最後の公演デシタ。
しかも夜の1回公演のみ!
何度か公演されている琉球伝信録(朝薫伝)ですが
今回はこれまでにも増して脚本が変更されました。
玉城朝薫に加えて、
蔡温、
平敷屋朝敏、
そして程順則
の4名柱でのストーリー構成!
(その分、赤山はカット)
朝敏と蔡温はこれまでもちょろっと出てましたが
今回はしっかりと主人公の一人として昇格(笑)
確かに4名とも同時代の人だしねーとは思ってましたが
蔡温以外の3名の没年が一緒とか(1734年)、
1714年の江戸上りでは程順則までもかぶってたとかまでは
これまで気にしてなかったので新発見でした
↑気になって史実かどうか調べちゃったし。
エンタメ(舞台)を通して新たに興味を刺激してくれるのは
とても楽しいですね
一幕はほぼこれまで通りの朝薫伝のあらすじ。
(でも二童敵討の組踊披露はなかったな~。上り口説は健在★)
二幕は「平敷屋・友寄事件」をメインに
朝敏が主人公って感じでした。
今回は朝敏の印象が強かった感じかな?
親しみやすいキャラクターに、悲劇と来りゃ~な。
ちなみに朝敏は超イケメンという説。
江戸上りでは楽童子だったらしい。つまりジャニーズです(笑)
1番の盛り上げ所のストップモーション演出、良かったな!
バチっとキマっててドラマチックでした
程順則は彼そのものについてものはあまり無く、
ストーリーテーラーがメインのオシゴト
見た目が「いっこく堂と名護親方の琉球いろは歌」での人形と
めっちゃそっくりでした(笑)
(髪型…かな…もふもふ)
二幕の朝敏VS蔡温は
「酒くらい好きに飲ませろ!蔡温の政策はんたーい!」
(BY民衆代表・朝敏)
という感じでしたが、「平敷屋・友寄事件」の背景の深さとか謎とか
そういうのも出して行けたらもっともっと面白くなりそう!
“敵対”する蔡温も舞台では主人公のひとりだし
一幕では朝薫の味方(つまり“イイ人”)だし、
単純悪役に陥らないようにしてるのも、
4名が主人公、ならではの設定だよね
金丸的に、もっとイケそう(*^m^*)むふっ
最後の天国の3名と、蔡温+尚敬のやり取りも印象的でした
敵役の蔡温には尚敬王が付くってゆーね。
彼を一人にしなかったのがいいバランスと思いました
三司官のおそろい黒朝衣や、
尚敬王の新衣装も朱色で被弁服に近くなってて印象的でした☆
バンドさん、そっかカリスマボーカル(!)オドアカネさん
去年度で卒業だったんだ。
先輩たちに負けないよう、これからもファイト~
(音楽は舞台を支える1番の要だしね!☆)
でも蔡温のハチマチは紫冠が良かったな。
黄冠は格下だし。
こーゆーの、最初の頃は全然気にしてなかったのに(分からないから)
なまじ知識入ってくると気になるわ~
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103~。
手作りちんすこうもおいしかったです(^ω^)ノ