がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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志喜屋グスク再訪

2013年02月03日 | ・琉球史散策/第二尚氏

先月行ったグスク再訪南山巡り。

南城市の志喜屋グスクです。

2009年に行って以来の再訪。

崖下古墓が独特な雰囲気を醸し出してて
ワタシにとっては印象深かったグスクの1つです。

今度はちゃんと、上の方まで登ってきました。

裏側。

上部の方に石積み。

案内板も新しくなってました。

16~18世紀を中心としたグスクなんだ。

あれっ、割と新しいな。

以前までの案内板ではグスク発祥に迫る、
古い時代のグスクってあったから
11~12世紀とかのイメージだったんだけどなー。
(崖下古墓も古い感じだし…)

16世紀っつったら第二尚氏じゃん。

案内板にもあった、エーガーガー↓

整備されててキレイでした。

 

 今回雑草と倒木に阻まれていけなかったけど
以前(2009年)行った時に撮ってた志喜屋グスクの石垣。

なぜかブログに載せてなかったので掲載。

二段構えになってて立派です。

ところで志喜屋グスクがワタシにとって印象深かったのは
その裏にある空間がまるで別世界だったから。

ジブリチック!

こんなん↓(レタッチして再掲載)

頭上からガジュマルの根が伸びている不思議で圧倒的な空間。

これはすごかった。

今回もこの場所に行ってみたのですが、
台風でやられたのか、木が倒れ、地面も草で覆われ
とても入れる状態ではありませんでした。

残念

 


今日もご訪問ありがとうございます。

今日は節分。
恵方巻きたべるぞー。


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護佐丸一統繁栄記

2013年02月03日 | ・和心な本、琉球な本

先週は結構本読んだなー

『護佐丸一統繁栄記』
(伊波盛誠著/月間沖縄社/1988)

 

護佐丸の子孫はいまや10万人とも言われているそうですが、
その中のお一人が書かれた本。

一族にまつわる伝承なども含めて
他の本では見かけなかったような
結構マニアックな情報があって興味深く読みました。
(でも護佐丸本人についてというよりはその周辺人物について、かな)


やっぱり北山(今帰仁)看守時代に今帰仁ノロとデキてたとか。
(今帰仁村内にその子孫も多いのだとか)

毛氏門中巡拝地一覧とか。

護佐丸の兄弟や盛親を連れ出した乳母、
盛親を匿った国吉真元のことにも言及。

安里大親のエピソードは面白かったですね!

また改めてご紹介します。

この本のポイントは護佐丸以後の子孫たちの人物や業績も紹介していて
まさに「護佐丸一統繁栄記」です。

本の後半約半分は先人の作った歌や文学作品、
そして系図や年表などの資料なので
読みものとしてはすぐに読める本です。

図書館などで探してみてください。

 


今日もご訪問ありがとうございます。
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*おまけ*

念願の焼き鳥祭り(in那覇)!

久々の、ちゃんとした焼鳥屋さんの焼き鳥。

めっちゃうめがったッス!!

 

パレットに行く時は欠かせないこれも↓(笑)


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