70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

荻野目洋子さん、三娘と教室に来る

2012年12月26日 23時51分52秒 | Weblog

 

  去年、25年ぶりに私の声のトレーニングを希望した荻野目洋子さんが、今日はお休みなので娘さん三人を連れて発声教室に現れた。

  荻野目さんは14才のとき、A氏に連れられて私の教室に参加した。当時、所属の社長は貧乏で、「すまない、これで頼む」と万札2枚ほどを出して、必死の形相だった。私も貧乏のどん底をのたうちまわったので「いいですよ」と引き受けた。

  「荻野目がこけたら俺は夜逃げだ」の社長の意気に負けず荻野目さんは努力した。

  さて今日の話だが、稽古場の備品室に折りたたみの中型のトランポリンがあったので 、三人娘さんに提供した。

  みんなトランポリンが好きで大はしゃぎになった。

  立ってジャンプ、次に正座して着地、そして再び立ってジャンプ・・・・・を一人ずつ行う。

  しかし、しかしである。正座が出来ない。ほら正座してと私が言うと荻野目さんは「正座などさせない」と抗議っぽく言われた。

  「私は書道を習っていて、正座したので足がおうきゃくになったので、娘には絶対させない」と。なるほど娘さんは見事にまっすぐな細い足をしていた。普通は膝のとこれで出っ張りがあるのだが、鉛筆のようにまっすぐだ。随分子育てには気を配っておられるようだ。

  今でも芸能活動をして三人の娘さんを立派に育てている。14才のときから、並みの女性ではないと思っていたが、母親になっても優秀だ。

  なんだか私の生徒さんはみんなそれぞれ、誇れるものを持っている。26年間在籍の女性は「病気知らずだ」。同窓会で自分だけ若くて、健康だと言っていた。

  優秀な生徒に囲まれ私は幸せだ。

  


医師にボイストレーニング生活は?

2012年12月26日 09時31分18秒 | Weblog

 

 妻にが入院して1ケ月、転院を余儀なくされ、別の病院の医師に会う。

 延命措置はしない 覚悟がいるとのこと。 40年を超える結婚生活の最終章、エンヂングが近いのか。

 別れぎは、ボイストレーニングを職業にしていると言うと『生活が成りたちますか』と聞かれた。何度この言葉を聞いたことか。恐らく40年以上だろう。

 他にまだ選択の余地があった。例えばTV朝日の前身NETの契約者でアルバイトしていた時、上司から毎日のように『社員になれと口説かれた』27才の時だ。

 その道を選べばヂレクターかプロヂュサーであった可能制が強い。

 34才の時、アメリカ大学院で演出を専攻し評価されて無事卒業した。

 何故私は苦難の道を常に選んだのか。

 おかしな男だ。

 それでも生きていますよ。

 


VigilanteからCD1000枚越えたと

2012年12月26日 08時54分31秒 | Weblog

 

 Vjilannteのヴォーカルから電話あり、1000枚は越えたと言う。何十万枚が当たり前だった以前に比べ 一般には知られていない彼等は上出来だと言う。

 人生は長い。慌てることはない。じっくりやればいい。

 私など55年以上でこの程度だ。

 皆さん人生は面白く、楽しいものです。

 何かがいつか見つかります。投げない、諦めない、捨てない それで苦難の時は我慢です。

 タッチパネルより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


YUI さん休止。声帯ボロボロか

2012年12月26日 06時33分51秒 | Weblog

 

 歌手の YUI さんが音楽活動を休止した。

 路上ライブから始まり、2万人の応募で一位を勝ち得たり、合計750万枚を売り上げた彼女の声帯は、テレビで話す声から推測するに、ボロボロに傷んでいる。

 先日、音声障害を判定する「呼気消費量」で言えば1秒間の声を出すのに、350cc以上使っているのでは。250cc以上は音声障害の域に入るので、かなり重症だ。

 繁華街で、屋外でライブを行う人は多い。雑音の中、警察の排除命令を恐れ、大声で叫ぶうたは、完全に声帯破壊につながる。

 しかし血を吐く歌声は「人の心」を打つ場合がある。

 無知・・・・無茶・・・出鱈目・・・・と思われる歌手が多すぎる。

 「頑張ります」と新人は必ず言う。頑張るとは「力をいれる事」と単純すぎる。

 頑張る、それは物の本質を見るへ、歌手の多くは向かわない。

 例えば膝を痛めている人が、マラソンに参加したらどうなるか。それと同じことが最近のYUI さんには起こっていたはずだ。

  休止で正解だが、声を出すのをお休みしても、あまりにも傷んだ声帯は、完全には戻らない。

 もし私が指導しても、50%から70%ぐらいしか、健全な声帯には戻せないかも知れない。それでも歌っていて声帯は痛くなくなる。

 第二、第三・・・・・・・第百・・・・第千のYUI さんが現れる。

 声を出す、はそれほど難しい仕事なのだ。