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ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

浮島丸殉難の碑

2018-09-27 21:04:08 | 遠出(国内)
舞鶴引揚記念館を見た後、舞鶴湾の東側を回って、舞鶴市下佐波賀集落の近くにある「浮島丸殉難者追悼の碑」を訪れました。


太平洋戦争終戦後の1945年8月24日17時20分頃に、舞鶴湾の下佐波賀沖300mの地点で、日本海軍特設運送艦浮島丸(4,730総トン、乗組員255名)が、3,725名(4000人とする場合もある)の朝鮮人と乗組員を乗せて航海中に、アメリカ軍が敷設していた水雷に触れて沈没、住民たちの救助活動にもかかわらず、乗組員25名(戦死扱い)と便乗者524名の死者をだしました。乗っていた朝鮮人達は青森県大湊旧海軍施設などで働かされていた朝鮮人労働者とその家族で、強制労働と非人間的な生活か らの解放と、故郷へ帰れる喜びを胸に、青森県の大湊港から釜山へ向かう途中でした。




この浮島丸事件を風化させるのではなく、平和と国際友好のかけ橋として長く語り継ぐために、1978年8月24日にこの碑が建てられました。毎年命日には碑の前で追悼の集会が開かれています。 



沈没し、海面の上にレーダーと機関銃をのぞかせる浮島丸(手前)。
後方は旧ソ連からの引き揚げ船「興安丸」。1954年9月撮影。

前からこの碑を訪れたいと思っていたのですが、舞鶴の駅からはだいぶ離れていて、なかなか個人では行けなかったので、団体旅行でお参りすることができてよかったです。




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