ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

糺の森にマンションはいらない大お茶会

2015-11-23 21:35:31 | これでいいのか京都(下鴨神社)


11月22日(日)、午後2時~3時半、鴨川と高野川の合流点、三角州に近い公園で「糺の森にマンションはいらない、もみじ大茶会」が開かれました。





「糺の森・未来の会」のみなさんが市民や観光客のみなさんとお茶会を楽しもうと計画し、たくさんの方が参加されました。お抹茶やコーヒーがふるまわれ、アコーディオンやムビラの生演奏、参加者のスピーチなどがありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北野天満宮もみじ苑の紅葉

2015-11-22 21:41:55 | ぶらり都めぐり
今年の紅葉は例年よりも進んでいるという噂を信じて、本日北野天満宮のもみじ苑に行ってみました。


12月6日(日)までは日没から午後8時までライトアップイトされています。
北野天満宮の境内であり、豊臣秀吉が作らせた史蹟・お土居の地である「もみじ苑」への入苑料は茶菓子付で大人700円、小人350円です。


入口の看板には紅葉は五分程度と書かれていましたが、実際に見てみると、まだ二分程度でした。




やはり今年はまだ寒さが例年程強くなっていないので、紅葉もあまり進んでいないようです。




これから先紅葉が徐々に進んで行くと思われるので、京都の秋はまだまだこれから楽しめることでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糺の森の樹木が違法に伐採されています

2015-11-15 16:00:13 | これでいいのか京都(下鴨神社)
下鴨神社が、一の鳥居奥の境内参道両側の土地を50年間借地に出して、JR西日本不動産部がそこに8棟ものマンションを建てようとしている問題、世界遺産のバッファゾーンであり、神聖な鎮守の森である糺の森がとんでもないことになっています。

現地の5月までの状況はこちら。



参道の東側、研修道場は既に取り壊され、




参道は狭い通路になってしまっています。




西側の駐車場だった所も厳重に囲いがされて外からは全く見えないようにされています。




囲いの隙間からやっとのことで覗いて見ると、ショベルカーが何台も入って、土が掘り返されています。




大きな木が根こそぎ掘り起こされ、根回しをされて横たわっているものもあります。




残っている木も横からつっかい棒がつけられているものもあります。
工事の許可開始日は12月1日なのに、10月末ですでにこの有り様です。

住民や考える市民の会のみなさんがユネスコの諮問機関・イコモス総会に訴えに行き、ユネスコ世界遺産センターの調査が始まっているのに、違法工事を無理やり押し進めようとしており、京都市は「日付が間違っていただけ」「現状回復も求めない」「罰則は課さない」という回答で、全く指導する気がなく、業者の違法開発を追認するだけになっています。

「下鴨神社 糺の森にマンション及び大型倉庫を建てないでください !世界遺産としての価値を守り、地域に寄り添う神社として、糺の森を未来に繋いで下さい。」という下鴨神社宮司 、京都市長、JR西日本不動産株式会社あての署名も集められています。「世界遺産・下鴨神社と糺の森問題を考える市民の会」のFacebookから最初の画面をクリックするとネット署名のページに入ることができます。皆様よろしくお願いします。



糺の森の特徴をなすムクノキ、エノキ、ケヤキ等ニレ科の木はこれから冬にかけて黄色く黄葉して、葉を落としていきます。




高い梢が葉を落として森の下草まで日の光が差し込んで、冬には明るい森となっていきます。
その代り、今頃の季節は落ち葉が多くて、森の側に住むお家では門掃きが大変、この時も東側の通路を通る間に3人もの方がお掃除しているのを見かけました。森の側に住むのはそれなりに苦労もあるけれど、夏は辺りがひんやりして気持がいい通り道です。みなさん森の惠みも難儀も享受しながら、糺の森に愛着を持ちながら暮らして来られたのです。




糺の森の緑を守り、次の世代に引き継いでいこうと、各家庭で緑のリボンを掲げる運動が広がり、緑がひるがえるお家が多くなってきています。



森の東側の世界遺産コアゾーン内にあるこの駐車場跡に、隣接する民家ぎりぎりに大型倉庫を建てようとしている件は、京都市建築審査会が執行停止を命じ、審査が終わるまで建物を建ててはいけないことになっています。




参道の横の標識
「京都の自然二百選 糺の森
美しい自然 大切な自然を永く子供に伝えよう」と書かれています。
これ、守ってほしいですねえ。


なお、11月22日(日)14:00~15:30(雨天時23日に順延) には「糺の森 未来の会」が、市民の親睦を深め、運動を広くアピールするため、糺の森南端にある「葵公園」(出町橋西詰、下鴨神社参道への入口付近、生垣に横断幕を掲げています。)にて、大茶会(野点)を開催することしています。参加費無料。お抹茶とお菓子、コーヒーのふるまい、アコーディオンの生演奏、参加者スピーチなどがあります。深まる京都の秋を感じながら、糺の森の未来について語り合おうという企画です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七条大橋たもとの松明殿稲荷神社

2015-11-02 01:08:12 | ぶらり都めぐり


鴨川にかかる七条大橋。




いつ見ても連なるアーチが立派な近代土木遺産です。




その橋の西のたもと、七条通りの南に面して松明殿稲荷(たいまつでんいなり)神社があります。伏見稲荷大社の境外末社で、田中社ともいう小さな境内の神社です。平安時代の948(天暦2)年に創始され、初め黒門通り塩小路辺りにありましたが、七条東洞院などを経て、1711(宝永8)年現在の地に移ったとされています。
伏見稲荷大社の春の稲荷祭のとき、この神社の氏子が松明をともしてその神輿を迎えていたことから「松明殿」の名で呼ばれたと言われています。




境内に入ってすぐの西側に、江戸時代中期の僧・木食正禅(もくじきしょうぜん)養阿が寄進した手洗石と井戸があります。井戸には宝暦2年夏と刻まれています。
木食とは米穀を絶ち、木の実を食べて修行することで、高野山でこの苦行を修めた後、諸国を行脚、京に帰って東海道の難所と言われた日ノ岡峠の急坂を削り、人馬・牛車の往来を助けたり、渇水に備えて井戸を掘るなど様々な事業を行いました。
七条大宮の平安高校正門北にも「木食上人供養碑」があるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堺筋倶楽部

2015-11-02 00:35:13 | 建物(大阪府)
2015年11月1日の大阪建物散策の最後は、「堺筋倶楽部」です。この日は10時から17時までの間、館内を自由に見学することができました。

元は関東の川崎財閥が経営した川崎貯蓄銀行の大阪支店として、1931(昭和6)年に建てられました。設計者は川崎貯蓄銀行建築課で、東京川崎財閥系の建築物を多く手がけた矢部又吉の設計と推定されています。矢部が建築設計を学んだプロイセンのバロック・新古典主義の歴史的な建築様式が採用されており、日本の近代建築としては珍しいそうです。 



大阪市中央区南船場1-15-12。地下鉄堺筋線長堀橋駅から北へ三筋、堺筋に面して建っています。2001年からはレストランとして活用され、1階の元営業室はイタリアン、2階3階の元役員室や金庫室、電話交換室などはフレンチ、4階の元集会室はパーティスペースとなっています。









先ず、レトロな階段を上がって、上の階から見学しました。この建物にはエレベーターがありません。



フレンチレストランの個室。



パーティスペース。結婚式場としても使われます。







洗面所も優雅です。



1階は銀行営業室の面影が残っています。



その天井は3階まで吹き抜けになっています。


元の金庫はワインセラーとして使われています。時計は11時55分で止まっています。



この日はミニコンサートが行われていたようです。



床のタイルが素敵!



ランチとまではできませんでしたが、優雅にお茶をいただいて帰りました。

大大阪時代の堺筋の繁栄をそのままに、今も優雅に、堂々と、建物の内外ともあまり変えることなく上手に活かされ使われています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪農林会館

2015-11-02 00:34:13 | 建物(大阪府)
原田産業株式会社本社ビルのすぐ近く、三休橋筋と 安堂寺橋通りの交差点に大阪農林会館があります。


大阪市中央区南船場3-2-6。1930(昭和5)年築。三菱合資会社地所部設計。
元は三菱商事大阪支店として建てられ、戦後、農林省関係のビルとなり、1972(昭和47)年に株式会社大阪農林会館として貸しビル業となりました。 







三休橋筋側の入口。


中には地階から5階まで、たくさんのショップが入って営業しています。


1階ホール。大理石の壁、床はタイル、大きな古時計、天井にはシャンデリアがあります。


ホールから二階に続く階段。


階段の床は長年の使用で擦り減っています。


上の階の「郵便差入口」から郵便物を投入し、1階からまとめて発送する箱の名残りがありました。


今は使われていなくて、エアコンの配管が通されていました。


郵便物の収集時刻が書いてあります。

レトロな建物を活かして、おしゃれなお店がそれぞれに営業しておられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田産業株式会社大阪本社ビル

2015-11-02 00:32:32 | 建物(大阪府)
新井ビルのある北浜地域から地下鉄堺筋線で二駅南下して、長堀橋駅で降りて少し歩き、三休橋筋近くにある原田産業株式会社大阪本社ビルに行きました。


大阪市中央区南船場2-10-14。1928(昭和3)年築。小笠原建築事務所小笠原祥光の設計。
1923年に創業した貿易商社の本社として、1928年に建てられ、現在まで続けて使われています。
2階建ての小ぶりな洋館、左右対称をわざと崩したデザインや重厚なエントランス、バルコニーを持つ大きなガラスの開口部が特徴的です。





内部も、吹抜のホールと優雅な階段の曲線など、見所いっぱいらしいのですが、ガイドツアーの時間に行けなかったので、内部の写真はこちらからご覧ください。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新井ビル

2015-11-02 00:31:17 | 建物(大阪府)
大阪証券取引所ビルから堺筋を南に下がってすぐの所にある新井ビルに行きました。


元は報徳銀行大阪支店。大阪市中央区今橋2丁目、境筋通りに面しています。
1922(大正11)年の建築。設計は皇居二重橋や奈良ホテル等を設計した河合浩蔵 。国登録有形文化財。

現在は洋菓子屋さん「五感・北浜本館」 がテナントとして入っているので、お店や喫茶室の様子は前に行った時の記事に書いてあります。

 

今回は「生きた建築ミュージアム・フェスティバル大阪2015」 の特別公開なので、上の方の階や屋上まで見せていただきました。



1・2階は洋菓子の「五感」が入っていますが、他に地下にはヘアーサロン、3・4階には設計事務所等のテナントがたくさん入って利用されています。


屋上。まわりにより高いビルが建ってきているので、見晴らしはあまりよくありませんが、元のままに保たれていたのはよかったです。

船場に残る近代建築のオーナーが中心となり、大阪の文化遺産である近代建築の魅力を様々な方法で発信しているグループ「船場近代建築ネットワーク」に当ビルも参加しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪証券取引所ビル

2015-11-02 00:29:52 | 建物(大阪府)
2015年10月31日に続いて、11月1日にも、「生きた建築ミュージアム・フェスティバル大阪2015」に出かけました。

この日は先ず、企画の案内所にもなっている「大阪証券取引所ビル」から。

京阪電車北浜駅を降りてすぐ、半円形の特徴ある建物の前に若き五代友厚の銅像が立っています。
前面部分は1935(昭和10)年に長谷部竹腰建築事務所の設計で建てられた5階建て、全面御影石貼りの旧市場館の外観を保存、その後ろ側に2004年11月に地上24階、地下2階、塔屋1階の新しい建物が付け加えられました。
後ろの建物があまり目立たず、大阪株式取引所時代の町の繁栄を偲ばせる旧市場館の外観を保存できたことは、よかったのだろうと言えます。


前面ドーム部分は楕円形で、吹き抜けになっています。



窓のステンドグラス。


エレベーターに乗り、4階に上がると、大阪証券取引所の歴史や、株式やデリバティブについて学べるOSEギャラリーがあり、月曜日~金曜日、9時~16時30分に自由に見学することができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グランサンクタス淀屋橋

2015-11-01 00:27:25 | 建物(大阪府)


建物が気に入って写真を撮って帰りましたが、その位置(大阪市中央区今橋3-2-2)から名前を調べると、「グランサンクタス淀屋橋」。って?何かと思ったら、以前には(1968年から)「八木通商」という繊維商社の本社屋だったのです。

元々は大阪農工銀行の建物。1917(大正6)年、 辰野金吾の大阪事務所が設計を担当し、赤レンガのデザインでしたが、前面道路の拡幅に伴い、1929(昭和4)年に國枝博という建築家の改修によって、道路側の壁面はアラベスク文様や唐草文様のイスラム様式のテラコッタタイルで覆われ、辰野の作風とはまったく異なる建築に変わりました。

八木通商の建物を2010年頃に不動産会社が取得してマンションに建て替えるにあたり、コストはかかるものの外壁保存によっ て行うことに。大阪市船場地区の建築制限上、外壁の位置を現状より奥に後退しなければならないという問題が立ち塞がりました。そこで内側と3階部分を解体した後、L字型に残った全長30m、重さ600トンの外壁を水平移動させる曳家工法という難工事を実施。その完了後、内側に地上13階、地下1階建てのマンションを建設し、2013(平成25)年に完成しました。 



新旧のデザインがあまり違和感なく見えるのは、色が統一されていること、開口部を縦長に統一したことによります。



大がかりな工事を行って、テラコッタタイルの外壁がそのまま残されて、とにかくよかったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高麗橋野村ビルディング

2015-11-01 00:26:20 | 建物(大阪府)
生駒ビルヂング から堺筋を3筋上がると高麗橋通りの角に現れる「高麗橋野村ビルディング」。

大阪市中央区高麗橋2丁目1。
1927年築。設計は安井武雄、大林組施工、当時としてはまだ珍しかった 鉄筋鉄骨コンクリート造。戦前は地上は6階まででしたが、戦後に7階が増築されたそうです。 
東南角のカーブが特徴的、外壁のテラコッタの装飾に温かみを感じます。
1階は喫茶店、上階はオフィスが入っています。 



何度見ても気になる建物です。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生駒ビルヂング 2015

2015-11-01 00:25:18 | 建物(大阪府)
船場ビルディングから東へ3筋で堺筋通りに着き、北に1筋上がると、生駒ビルヂングがあります。



大阪市中央区平野町2-2-12。
1930(昭和5)年建築のアールデコ様式。
宗(そう)建築事務所(大倉三郎、脇永一雄)の設計です。
国の登録有形文化財。






生駒時計店は明治3年淀屋橋筋で操業し、1923年「株式会社生駒商店」に、1954年に「生駒時計店」に社名を変更しました。建物は2002年に改装して、レンタルオフィス、貸し会議室などとして活用されています。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

船場ビルディング

2015-11-01 00:23:53 | 建物(大阪府)
綿業会館から三休橋通りを北へ2筋上がり、淡路町通りを東へ行くと、北側にあります。地下鉄堺筋線・京阪「北浜」駅、または地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、地下鉄御堂筋線「本町」駅からいずれも徒歩7分 。

大阪市区淡路町2-5-8
1925(大正14)年築。設計は村上徹一
耐震耐火鉄筋コンクリート、レンガ工法 。
登録有形文化財。


地下1層、地上4階、塔屋1層の住宅兼事務所ビル。外観はタイル張オフィスビルの意匠ですが、内部中央に細長いパティオ風の中庭を設けて吹き抜けとし、その周囲に回廊を巡らす特色ある造りになっています。


・営業時間  平日7:00~19:30、土曜日は17:30まで
・休日  日曜・祝日

見学には事前連絡が必要ですが、10月31日と11月1日は「生きた建築ミュージアム・フェスティバル大阪」の企画で各5回、見学することができました。


中央入口から入ると、エントランスの奥に細長い中庭があり、木レンガが敷かれています。問屋街として発展した船場という土地柄に合わせて、トラックや荷馬車などを引き込むのに便利な機能性を重んじた設計でした。

バブル崩壊後には空室も目立ち、取り壊されようとしていましたが、1998年二見恵美子氏の働きかけによって改装 し、通り沿い店舗のテントやドア、回廊に面した部屋の看板などの統一を図り、中庭には植栽やベンチを配置、屋上緑化も施しました。竣工当時のモダンさを取り戻すだけではなく、中庭に緩やかに注ぐ光や風を感じられる豊かな空間へと生まれ変わり、現在では建築・デザイン事務所やギャラリーなど多彩なテナントが入居しています。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綿業会館

2015-11-01 00:22:23 | 建物(大阪府)
近代大阪の発展を支えた紡績業、繊維問屋が集まって栄えた船場の栄華を今に伝える街のシンボルが「綿業会館」です。
当初は繊維業界の発展と懇親を目的としていましたが、現在では繊維以外の各業界にも門戸を開放している会員制のビジネス倶楽部の会館です。 

大阪市中央区備後町2-5-8。輸出繊維会館から備後町通りを東へ2筋目、三休橋通りに沿って建っています。
1931(昭和6)年築。設計は渡辺節設計事務所、ヘッドドラフトマンには村野藤吾が参画しました。本館は地上7階、地下1階 。豪華さ重厚さは昭和初期の名建築として高く評価されており、平成15年に重要文化財の指定を受けました。 










館内見学が毎月第4土曜日に開催されているそうなので、一度は見に行ってみたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

輸出繊維会館

2015-11-01 00:19:14 | 建物(大阪府)
大阪の繊維輸出業界が隆盛の時代に生まれた会館。

大阪市中央区備後町3-4-9 。大阪メトロ御堂筋線本町駅から 徒歩2分 
1960(昭和35)年築。鉄骨鉄筋コンクリート造。設計は村野藤吾。


外壁は疑似石貼り風で、窓のコーナーが丸みを帯びているのが特徴。 
鉄筋コンクリ-ト造り、地下3階 地上8階建て、塔屋付。



大阪を拠点に数多くの名作を設計した建築家・村野藤吾の設計。といっても、外観は一見派手さのないビルで、思わず通り過ぎてしまいそう。し かし、内部の壁画は堂本印象によるもので、モザイク・ガラス製。優美な階段の曲線も見物で、NHK「美の壺」に出たそうですが、見学は予約していなかったので、見ることができませんでした。 


2020年現在は貸しビルになっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする