ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

SL北びわこ号を見に行く

2019-10-29 01:06:27 | 近江の国
10月27日、長浜駅と米原駅にSL北びわこ号を見に行きました。

SL北びわこ号は特定の時期だけ臨時列車として米原駅から木ノ本駅の間を走っています。この秋の走行は10月13日20日27日・11月3日10日、それぞれ一日に一回のみです。
しかし、その指定席切符はネット販売も予約販売もなく、1ケ月前に駅の緑の窓口に買いに行かねば手に入らないことになっています。一度買いに行ったのですが、あっという間に売り切れになっていました。それで、乗車することはすっかり諦め、せめて走っているのを見に行くことにしたのです。

北びわこ号が米原駅を発車するのが、10時9分、長浜駅に着くのが10時12分頃なので、その前に長浜駅に着く普通列車で京都から向かいました。米原駅を通り過ぎる時に駅の手前で煙を吐いて待機している蒸気機関車を見つけました。

長浜駅のホームでしばらく待っていると、約1分遅れでやってきました、SL北びわこ号!!










蒸気の煙と轟音、長い汽笛も鳴らしてくれて、迫力満点でした。



長浜駅で3分程停車していたので、ゆっくり見ることができました。
駅のホームにも、途中の沿道にもカメラを構えたファンが大勢待ち構えていました。


汽車が通り過ぎてから、木ノ本駅から折り返して来るのを見るために、長浜駅から米原駅に電車に乗って帰ってきました。


米原駅で待つ間に駅弁を買って食べました。
SL運転記念の「伊吹釜めし」です。



松茸、鶏肉、栗などが入った炊き込みご飯でした。




ご飯を食べた後、待ちきれなくて米原の町散策に出かけたので、SLがどのようにして米原駅に帰ってきたのか見ることができませんでした。しかし、1時間程のちに米原駅から京都に向かって帰る電車の窓から、SLが別の気動車に繋がれて、米原駅のはずれに停まっているのを見ました。まだ蒸気の煙をはいて、静かにクールダウンしているようでした。

SL自体に乗ることはできませんでしたが、走っているのや、停まっているところをいっぱい見ることができて、大満足でした。



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琵琶湖クルーズ

2019-10-19 01:35:18 | 近江の国
2019年10月18日に団体旅行で、琵琶湖クルーズに行きました。


浜大津港から「ビアンカ」に乗りました。



午前中、雨模様のどんよりしたお天気でしたが、なんとか大降りにならず、午後からは薄日がさしてきました。



船は浜大津から出港して、琵琶湖大橋までの間の琵琶湖の中をぐるぐると廻って航海してゆきました。
大津近くのホテル、マンション、競艇場、琵琶湖会館、遠くには近江富士山などを見ながら、ゆっくりと進んで行きます。



やがて、昼食の時間になり、ビュッフェ形式のお料理をいただきました。



大津港に帰ってくると、「ミシガン」も停まっていました。

「ビアンカ」による琵琶湖クルーズ、約3時間の航海でした。

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近江八幡水郷巡り

2019-10-09 00:44:45 | 近江の国
2019年10月8日に近江八幡水郷巡りに行きました。


京都からバスで山中越え、琵琶湖大橋、湖岸道路を通って、約80分で、近江八幡長命寺港のびわこ観光船乗り場に着きました。



ここからは琵琶湖めぐりと水郷めぐりのいろいろなコースが出ていますが、水郷めぐり貸切船、1時間10分で水郷ヨシ群生地と西の湖をめぐるコースの屋形船(12名乗りで18,000円)に乗りました。



船頭さんがモーター船を運転しながら案内してくれました。



琵琶湖と長命寺川の境目にある水門。



水門を船が通る時は、船が狭い通路に入ると前後の水門を上下して水の高さを調節する閘門方式でした。



長命寺川を遡って行くと、ヨシが生い茂っている水郷地帯が広がっています。



木の橋が何ヶ所か架かっていて、時代劇の撮影にぴったりの風情でした。この辺りでこれまでも様々の映画、ドラマが撮影されています。



手漕ぎの船も何艘か出ていて、観光船会社と船の乗り場もいくつかあるようでした。



ヨシの群生地を抜けると、西の湖の広い水面に出、カイツブリを始めとする水鳥があちこちに泳いでいたり、遠くに飛んでいました。周りには安土山や豊臣秀次の八幡山が見えました。



長命寺港に帰ってきて、歩いてすぐの所にある水茎焼陶芸の里「水茎」で昼食を食べました。
お料理は近江八幡の郷土料理。赤こんにゃくの郷土煮、丁子麩の辛子和え、琵琶湖のウロリ、琵琶マスの揚げ物などで、
食器は全てこの水色が特徴の水茎焼の陶器でした。

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滋賀県立陶芸の森とMIHOミュージアム

2019-05-11 02:21:55 | 近江の国
2019年5月10日に滋賀県の美術館巡りをしました。

最初に行ったのは、「滋賀県立陶芸の森」。やきものを素材に創造・研修・展示など多様な機能を持つ公園として、1990(平成2)年6月に開設され、自然豊かな園内にはいたるところに陶芸家の作品や火鉢などが屋外展示されています。

信楽鉄道信楽駅からコミュニティバスで3分で着きます。
休館日:月曜日、年末年始。陶芸館のみ展示替え期間および冬季は休館。
開園:午前9時30分〜午後5時00分(ただし、陶芸館、信楽産業展示館への入館は午後4時30分まで)
陶芸の森は入場無料。陶芸館のみ有料。

陶芸の森は、陶芸館、信楽産業展示館(ショップ、カフェレストラン「BROWN RiCE WATER」も併設)、創作研修館、広場と、大きく分けて4つのエリアから構成され、その中の陶芸館が陶芸専門の美術館です。



2019年3月12日~6月9日「陶の花、FLOWERS」展が開かれています。
「現代作家の花咲く器」、「近代建築に割いた花」、「古(いにしえ)の器に咲いた花」、「陶の花は語る」の4章立てで、近代建築に咲いた花はマジョリカ・タイル、古の器に咲いた花は湖東焼、門平焼、古伊万里などが見ものでした。



同じ期間、「細川正廣コレクション寄贈記念展 近江のやきものの魅力」も展示されていました。信楽焼(信楽)、湖東焼(彦根)、長浜湖東焼(長浜)、梅林焼(大津)、門平焼(大津)、小富士焼(野洲)、八田焼、下田焼など、滋賀県にはたくさんのやきものがあることがわかりました。



陶芸の森から自動車でかなり走って、MIHO MUSEUM にも行きました。
MIHO MUSEUM はさる宗教団体が信楽の山の中に作った美術館で、美術館までの長い道も舗装して造り、入口から展示棟までは環境に配慮して電気自動車で移動するようになっています。

3月21日~5月19日、「大徳寺、龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋(はそうあい)展」が開催されていました。

大徳寺龍光院は黒田長政が父・黒田如水(官兵衛)の菩提を弔うため、1606(慶長11)年に堺の豪商天王寺屋津田宗及の次男である江月和尚を開祖として建立しました。曜変天目茶碗を始めとする天王寺屋伝来の名宝、江月所用の品々、禅の法統を受け継ぐ書画など、龍光院に伝えられてきたものがたくさん展示されていました。

「破草鞋(はそうあい)」とは、破れた草履(わらじ)、つまり無用の物という意味で、明兆が安国寺で画ばかり描いて禅の修行を怠ったので、師から師弟の縁を切られ、大道に捨てられた破れ草鞋にたとえて自ら〈破草鞋〉と号したが、その後、画才が認められて、画僧として活躍したという故事によっています。禅語なので、この展示会の意味は各自で考えろということなのでしょうか?

曜変天目茶碗は、南宋時代の中国で作られたもので、紺地椀の内側に星のようにみえる大小の斑文と、角度によって玉虫色に光る青や青紫のぼかしが輝く茶碗で、世界中で日本の静嘉堂文庫、藤田美術館と、この龍光院に伝わる3点のみが現存し、国宝に指定されています。ちょうど同じ時期に藤田美術館所蔵の曜変天目茶碗も奈良国立博物館で特別展示されていましたが、大変な人出だということで、こちらはそれ程の混雑でもなかったので、じっくり見れてよかったです。
もう一つのMIHO MUSEUM 所蔵の油滴天目茶碗も、第4の曜変天目とも言われるもので、重要文化財になっていて、これも見ることができました。

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海津大崎のお花見とマキノ高原温泉さらさ

2017-04-15 00:10:03 | 近江の国
滋賀県琵琶湖の北方、高島市マキノ町の海津地区大崎の琵琶湖岸にお花見に行って来ました。


9:48京都発の湖西線新快速でマキノ駅に着いたのが10:50.




マキノ駅の駅前は大きな通りが琵琶湖までまっすぐ続いて、お花見の船の発着場になっています。

平日とはいえ、マキノ駅に降りたお花見客はものすごい数。駅前から4月11日~14日・17日~18日だけ出ているお花見バスに乗りましたが、これもぎっしり満員でした。マキノ駅から海津大崎の半島をまわり、マキノ駅に巡回しているバスで一日乗り放題で800円です。
15日・16日の土日だけはマキノ駅前~大崎並木口間をピストン運行するシャトルバスが走っています。(200円)
他に常時運行している路線バスが大崎並木口の近くまで通じていますが、便数が少ないので時間を調べて行ったほうがいいです。(220円均一)
駅前から大崎並木口まで歩くと30分程かかり、他にレンタサイクルもあります。
詳しくは、高島市の「海津大崎の桜情報」でお確かめください。




お花見バスで5分程、大崎並木口で降りた辺りは旧街道沿いで、前に高島市新旭町針江地区生水(しょうず)の里で見たような水を貯めて鯉を飼っている池があちこちにありました。この辺りにもきれいな水がたくさん湧き出てきているようです。




琵琶湖とは反対の山側に10分程歩いていくと、田畑の中に桜がたくさん咲いていて、




とりわけ大きな桜の古木がありました。「清水(しょうず)の桜」というアズマヒガンザクラで、樹齢300年を超えるそうです。加賀の前田侯が上洛の折り、何度も振り返って花を愛でたことから「見返り桜」とも言われ、水上勉の小説「桜守」の中でも賞賛されています。
この木は墓地の中に生えていて、お墓の多くは軍人のもので、この近くから多くの人が戦争で犠牲になったことがわかりました。




三・四分咲きの時には花はもっと紅いそうです。




もう一度大崎並木口まで歩き、琵琶湖に出ました。
この辺りの湖岸は、1703年に甲府領の代官として赴任した西与一左衛門が風雨の度に宅地に被害が甚だしいのを憐れんで築いた石垣が残っています。石積は何代にもわたって修復が続けられてきています。




ここから湖岸道路に沿って、半島の先端にある大崎寺を経て反対側の付け根までぐるりと桜並木が続いています。
半島の西側は高島市、東側は長浜市になっています。



車道より下側、湖岸に沿って狭いですが人の通る道がつけられています。並木口から大崎寺まで約2km、歩いて30分程です。




所によっては、砂浜に波が打ち寄せる横を歩きます。




途中にお花見遊覧船、湖上タクシーの乗り場もあり、15分1000円、40分2000円で、すぐ乗れるようでした。




桜並木の自動車道は渋滞で花を見ながらゆっくり走る車が連なっていました。




大崎寺の近くまで歩いてきたところに次のお花見バスがやってきたので、大崎寺には寄らず、バスに乗ってマキノ駅まで帰りました。バスのガイドはボランティアのおじさんが引き受けておられて、チケットの販売から、沿線の説明、最後には「琵琶湖周航の歌」まで歌ってくれました。お花見バスは一日乗り放題と言っても便数が多くないので、2回乗っただけでしたが、全部歩くと相当な距離になるので、まっ仕方ないかというところでした。



ここからただJRに乗って帰るにはまだ早い午後2時だったので、路線バスに乗って「マキノ高原温泉さらさ」に行ってきました。


14:00マキノ駅前発のバスで、前に行ったことのあるメタセコイア並木を通って、「マキノ高原温泉さらさ」に14:13に着きました。メタセコイア並木はまだ茶色い枝ばかりの冬の姿でしたが、5月になれば緑の若葉が出てくるのでしょう。
このバスも1時間に1本です。
温泉は大浴場と露店風呂の他に水着で入るバーデゾーンもある広い施設で、ほっこり暖まりました。ちょうど月・金曜日が65才以上が700円が600円になるシニア・デーだったのでラッキーでした。




ここは冬はマキノスキー場、グランドゴルフやキャンプ場になっているところです。この辺りは八重桜が多く、まだまだこれから花が楽しめそうです。山の頂上にはまだ雪が残っていました。
1時間後のバスに乗ってマキノ駅に戻り、新快速で京都に帰ってきました。

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針江生水(しょうず)の郷

2016-10-20 03:01:27 | 近江の国
団体日帰り旅行で琵琶湖「かばた」をめぐる旅に行ってきました。
滋賀県高島市新旭町針江地区はきれいな水が豊富に湧き出ていて、「川端(かばた)」という水の湧き出る所が家庭の敷地内にあり、そこで水を汲んだり洗い物をして生活用水に使っていることで知られています。


針江大川。
集落の中に張り巡らされている川は水がきれいで、梅花藻がたくさん生えています。



針江公民館の横に見学の受付があり、ここで申し込んで必ず案内のガイドさんと一緒に見てまわることになっています。観光地ではなく、住人が住んでいる街なので、個人で勝手に見てまわることはできません。
たくさん参加の団体で予約してあったので、ガイドさんもたくさん待っていてくれて、15人位ずつで歩いてまわりました。



ガイドさんは住民ボランティアの方で、詳しく熱心に説明してくださいました。



住居とは別棟になっている「かばた」は庭に屋根をかけた小屋の中にあります。水は少し掘ると自然に湧き出てきたり、ポンプで汲み上げたりして出てきて、敷地の外の水路に流れ出ていきます。年中水温が一定なので、夏は涼しく、冬は暖かく使うことができます。

参加者はみんな紙コップを持ち歩いてどこの「かばた」でも水を汲んで飲むことができます。味は「かばた」によって少しずつ違っているそうです。



どの「かばた」にも鯉が住んでいて、食器を洗った時に流される食べかす等をお掃除してくれます。



集落の中の道はとても静かで、昔懐かしい村の風景です。



家の壁や塀は、腐らないように杉の木を焼いたものが多く使われていました。



あちこちに水がこんこんと湧き出ています。



住居と棟続きになっている「かばた」は曹洞宗正伝寺で見せてもらいました。



正伝寺境内の亀ヶ池も水が湧き出てたまったものです。



上原豆腐店では手作りの豆腐が「かばた」に浮かべて売られていました。



通りがかりの人が誰でも水が飲めるように家の外側に作られた「かばた」。



最近はハクビシンやイタチが出没して鯉を獲るようになったので、「かばた」の上にネットを張っている所もあります。

針江・霜降のこの地域にこのように湧き水が多いのは、比良山系の雪溶け水が湧き出し、しかもその先の琵琶湖に遮られて留まってここに湧き出てくるのだそうです。この地域の人達は水道水よりも上質の湧水を飲み水や風呂、洗濯に使い、庭の打ち水や洗車などには水道水を使っているのだそうです。
集落内の水路・川は生活排水で汚れていたこともありますが、下水の整備と水路の掃除など住民の努力で年々きれいになり、2008年に「平成の名水百選」、2010年に「重要文化的景観」に選定されています。少々不便なことがあっても、きれいな湧き水を使うエコな生活を守り続けているのです。

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マキノのメタセコイア並木

2016-10-20 00:36:22 | 近江の国
生水の郷を出て、「かばた館」で昼食の後、高島市マキノ町のメタセコイア並木に行きました。

ここは高島市マキノ農業公園(マキノピックランド)の中にある並木道です。
約2.4キロにわたってまっすぐな道路の両側に約500本のメタセコイアが植えられています。1981年に地元の果樹生産組合が植樹したのが始まりで、四季折々の並木の美しさが有名になり、「新・日本の街路樹百景」の一つに指定されています。この日は紅葉にはまだ早く、濃い緑の並木が続いていました。

一時はやった冬ソナの聖地訪問に韓国まで行かなくてもここでも雰囲気は味わえるかもしれませんが、残念なことに中を通っている道は広い自動車道で、大型観光バスなども通るので、ロマンチックな夢想にふけるのは危険です。

マキノピックランドでは、さくらんぼ、ブルーベリー、ぶどう、くり、りんご、さつまいも、落花生等の果物狩りやグラウンドゴルフ、サッカー、野球等のスポーツ、野菜直売、レストラン等を楽しむことができます。

この近くには「マキノ高原温泉さらさ」もあり、いつか行ってみたいものです。



その後、琵琶湖の東側を走って、琵琶湖の南東「アグリパーク竜王」へ。
ここもいちご、桃、梨、ぶどう、柿等の果物狩りや農業体験、野菜直売、動物ふれあい広場、グラウンドゴルフ等ができるのですが、この日はすでにほとんどの果物の時期が終わっていて、



コスモスを自由に摘むことだけができたので、いっぱい摘んで帰りました。
滋賀県にはこの他にも、「アグリの郷栗東」や「ブルーメの丘」などの農業公園があちこちにあります。

帰りは琵琶湖大橋を渡って、小野から京都市大原に抜ける行きと同じ道で帰ってきました。琵琶湖大橋を渡る手前では道が渋滞して時間がかかりました。


針江もマキノもアグリパークも、どこも鉄道駅からは離れていて、自動車なしで一人で行くのは難しいので、前から行ってみたいと思っていた所に団体旅行でまとめて行くことができ、念願がかないました。
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2012年8月滋賀県米原・醒ヶ井の旅 もくじ

2012-08-12 02:48:32 | 近江の国
2012年8月10日~11日に滋賀県米原・醒ヶ井に行ってきました。

 



 
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梅花藻咲く醒ヶ井宿

2012-08-12 02:47:08 | 近江の国
米原からまた電車に乗って一駅、中山道の宿場町、醒井に行きました。

JR醒ヶ井駅に着いた頃から、あいにくの夕立が降り始め、しばらく駅で雨宿りをしたあと、少し小降りになってから地蔵川沿いに散策しました。


夏でも冷たい清流の中に、スイカも冷やされています。



流れの中、あちらこちらに小さな白い花が咲いていました。



梅花藻です。
キンポウゲ科の藻で、7月から8月頃にかけて梅の花に似た五弁の花が水の中や水の上にも顔を出して咲いています。




この辺りは「西行水」という淵で、その昔西行法師が飲み残したお茶の泡を飲んだ茶屋の娘が懐妊し、それを知った西行がもし自分の子供なら泡に戻れというと、その子はたちまち泡になったという伝説が伝わっています。
さすが、大河ドラマ「平清盛」でも浮名を流している西行さん、各地の娘心をとりこにしたのですね。

ここで、一年を通して水温の冷たい清流にしか住まない「ハリヨ」も泳いでいるのを見ることができました。



旧醒井郵便局は大正時代ヴォーリズが設計した建物。今は醒井宿資料館として、公開されています。


1階だけ見せてもらいました。


夕立が降った後もまだまだ蒸し暑い夏の一日でしたが、清流の流れを身体に感じながら歩いただけで、涼しい気分になって帰途につきました。

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米原青岸寺

2012-08-12 02:44:43 | 近江の国
長浜から米原まで電車で移動。
米原駅から徒歩5分のところにある青岸寺に行きました。


ここは昨年11月にも行ったところですが、とてもいい所だったので、友人を誘ってまた行ってきました。







庭園の池が苔で覆われているのがとてもきれいだったけれど、今回は夏の暑い日差しの中で茶色くなっていて、少し残念でした。






上にはお地蔵様が並び、下は十字になっている和洋折衷のキリシタン灯篭。



キキョウは終わりかけていました。



今回も精進料理のお食事をいただきました。
ご飯はとうもろこしご飯で、夏の季節感がいっぱいのお料理でした。



デザート付き。



玄関前のイワヒバも葉が縮んでこんなになっていましたが、雨が降ると元の緑の葉になるそうです。


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滋賀県長浜黒壁通り

2012-08-12 02:41:57 | 近江の国
8月10日~11日に滋賀県長浜・米原方面を散策しました。


先ずは、長浜と言えば、「黒壁ガラス館」。

1900(明治33)年に建てられた百三十銀行長浜支店だった建物ですが、平成元年に長浜市と民間によってガラス館としてよみがえり、ガラス製品の展示と販売を行っています。


内部は銀行の造りを残していて、レトロな雰囲気がおしゃれです。



ガラスの帯留を買いました。









ガラス館の前の通りは、お土産屋さんや地元産のものを売るお店、食べ物屋さんが立ち並んでいて、アーケードのある大手門通りまで活気にあふれていて、

長浜の街は数年前に来た時はまだ少しさびれた感じが残っていましたが、今ではすっかり観光地化していました。

しかも、とうに終わったと思った大河関連のイベントが今もやっているではありませんか。

「長浜戦国大河ふるさと博」2012年3月24日~12月2日
大河様様ですね。

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2012年滋賀県安土の旅 もくじ

2012-01-16 02:19:27 | 近江の国
2012年1月15日、滋賀県近江八幡市安土町にある安土セミナリオにニューイヤーコンサートを聴きに行ったついでに、「近江風土記の丘」一帯を見てまわりました。

 


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安土セミナリオでニューイヤーコンサート

2012-01-16 00:26:34 | 近江の国
2012年1月15日に滋賀県近江八幡市安土町に行きました。


こちらは、「安土文芸セミナリオ」。

安土城跡南西に位置する場所に、わが国最初のセミナリオ(神学校)が建設され、音楽やイタリア語などを教えていたのにちなんで、現代のセミナリオが建てられています。

安土城跡の麓一帯に財団法人安土町文芸の郷振興事業団がヨーロッパ文化交流の国際都市としての安土桃山時代の象徴として作ったもので、セミナリオの他に「あづちマリエート」(体育館風)、「安土城天主信長の館」、そして滋賀県立安土城考古博物館もあります。



「セミナリオ」は音楽専用ホールで380席、立派なパイプオルガンがあります。



この日はパイプオルガンと箏の共演で「ニューイヤーコンサート」。
パイプオルガンは臼井真奈さん、箏は福原左和子さんの演奏でした。

はるばる安土まで音楽を聞きに行くほどの元気も興味もなかったけれど、京都からの団体送迎バスがあったので、出かけてみました。
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京極家の菩提寺、米原徳源院

2011-11-14 00:08:05 | 近江の国
米原青岸寺からまた車に乗って、梅花藻の里醒ヶ井を過ぎ、東海道線で米原から三つ目の駅、柏原駅の近く(と言っても駅から歩くと30分くらいはあるそう)の徳源院を訪ねました。

比叡山延暦寺派清瀧寺(せいりゅうじ)徳源院は今年の大河ドラマお江さんの姉お初さんの嫁ぎ先、京極家の菩提寺なのです。
近江佐々木氏からわかれた六角氏、京極氏、高島氏、大原氏のうち京極氏だけが江戸時代まで大名家として残ったのは、お初さんの夫、高次さんの功績とか。


このあたりの柏原荘が京極家初代氏信の領地となり、1283年に寺院を建立したのが、始まりです。


本堂と、


右手にある三重の塔(滋賀県指定文化財)。

京極氏の第5代高氏(道誉)(婆娑羅大名と言われた)が植えたと言われる道誉桜。実は、樹齢300年くらいの2代目。



本堂の裏手小高い所に京極家歴代のお墓が二段になってずらりと並んでいます。
下の段は第19代から後の16人のお墓、


上の段は初代から18代までのお墓が祀られています。

お墓の大きさは京極家の栄枯盛衰を反映していて、高次さんの前の代が最も小さく、存亡の危機にあったことがわかります。

いずれも宝篋印塔で、鎌倉時代から江戸後期のものまで一堂に会していて、それぞれの時代の特徴が現れているので、貴重なのだそうです。
(国指定史跡)


下の段で、一つだけ特別に石廟で覆われているのは中興の祖とされる高次さんのお墓。

京極家は小浜から松江、竜野と転々と移封されたけれど、最後に讃岐の丸亀で存続し、この菩提寺も代々守ってきました。


庭園は江戸初期の池泉回遊式庭園で、清滝山の斜面を利用して紅葉が見事だということですが、この時はまだ少ししか色づいていませんでした。



実は、この日の主目的は「紅葉コンサート フルート・打楽器の夕べ」。

境内を散策したり、お茶室でお茶をいただいた後、午後5時30分から客殿で演奏をききました。


フルートは井伊亮子さん、打楽器は中路友恵さんと久保菜々恵さん。
井伊さんのフルートはもう7回目だそうです。
大きな打楽器はマリンバ、木琴のようなものですが、音がとても柔らかです。


その頃、お庭もライトアップされて、幻想的な雰囲気が盛り上がります。


三重の塔も一段と美しく見えました。


夜が更けるにつれて冷え込んできましたが、気持ちいい音楽の余韻に浸りながら、車で京都まで帰ってきました。

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京阪電車「まんが日本昔ばなし」号

2011-06-11 01:05:56 | 近江の国

京阪石山・坂本線では「まんが日本昔ばなし」号が走っています。


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