ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

秋色の松ヶ崎村

2014-10-27 22:54:51 | 松ヶ崎村風土記
松ヶ崎村にも秋が深まって来ました。



京都工芸繊維大学正門前の銀杏並木の色づきはまだこれからのようです。





稲刈りはもう終わりました。





新宮神社の秋祭りが行われていました。





旧道沿いの水路はいつもたっぷりの水が流れています。

土佐の高知のはりまや橋で(2014年10月)

2014-10-21 01:49:37 | 土佐の国
10月中旬に高知に行ってきました。

2日間とも雲一つない快晴で、暑いくらいのお天気でした。


高知に行けば必ず通過する中心街の交差点「はりまや橋」です。
交差点のビル横には大分昔からからくり時計があり、午前9時から午後9時まで1時間おきによさこい節の音楽に合わせて、からくりが動きます。




時計の上から高知城、下からよさこいの踊り子達、左から桂浜、右からはりまや橋が登場し、はりまや橋の上では純信とお馬のカップルも現れます。

はりまや橋の袂の小間物屋で、五台山竹林寺の僧純信がかんざしを買って恋人のお馬にプレゼントしたという話が伝わっているからです。

からくりは大分長い時間動いています。


はりまや橋の姿はこちらに




はりまや橋から一筋北側を東に向かって全長約120mの「はりまや橋商店街」。アーケードは高知県産の木材を使っっています。




はりまや橋商店街の中程から北に向かっているのが「魚の棚商店街」。
全長約80m、幅約3mに約20店が軒を並べるこじんまりとした商店街で、その名の通り魚を扱う店が多く、江戸時代初期(1661年頃)に、土佐藩3代藩主の山内忠豊によって開設されたといわれています。開設当初から西側の屋根から日覆いを架け渡すことを許され、今でもそのままに昔ながらの風情を残しています。




お昼を食べたレストランで、高知城をモデルにした「高知家アイス最中」を食べました。


今夜は皆既月食

2014-10-08 21:52:31 | ぶらり都めぐり
今晩は皆既月食が見られました。
6時半頃から見えていましたが、あいにく出先でカメラを持っていなかったので、家に帰ってからの撮影です。


8時半頃、左側から月の光が戻ってきているところです。地球の影に隠れている部分は赤くなるそうですが、今年の月食ではあまりきれいな赤に発色していませんでした。




9時半頃右端に欠けが少し残っていますが、ほとんど満月に近く戻ってきました。しかし、雲が出てきて時々月を隠してしまいます。




9:45


空が澄んで月食の観察にはとてもいい夜でした。

2014年10月阿蘇・高千穂峡の旅 もくじ

2014-10-06 03:05:55 | 遠出(国内)
2014年10月3日~5日、熊本県阿蘇地方と宮崎県の高千穂峡を訪ねるツアーに参加しました。






阿蘇・高千穂峡の旅(5)阿蘇神社・草千里・熊本駅

2014-10-06 01:54:41 | 遠出(国内)
3日目は予想通り、朝から雨。

少しゆっくり、8:30に宿を出発しました。


先ず、阿蘇神社へ。

阿蘇神社は阿蘇市一の宮町宮地にあり、肥後国の一宮、阿蘇開拓の祖で神武天皇の孫といわれる健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめ、十二神が祭られています。戦前までは県内唯一の官幣大社であり、全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社です。

大楼門。
高さが18mあり、神社では珍しい仏閣の様式で建てられています。
重要文化財。



拝殿。




縁結びの松。
謡曲「高砂の松」に因んだ松の木があり、男性は左から2回、女性は右から2回まわるとご利益があるというので、右から2回まわりました。




楼門の少し横に「神の泉」という名水がつねに湧き出ています。不老長寿のご利益があるというので、汲んで帰りました。いくつものホースの先から水が出ているので、ペットボトルに水が汲みやすくなっています。
この一帯は昔から豊かな湧水に恵まれていて、阿蘇神社門前町には水基(みずき)と呼ばれる水汲み場がいくつもあるそうです。



阿蘇神社を9:15に出て、
次は阿蘇観光の定番、「草千里」へ。


阿蘇市草千里ヶ浜。烏帽子岳の北麓に広がる火口跡にある直径約1kmの大草原と、雨水が溜まってできたといわれる池があり、馬が放牧されていたり、乗馬体験をしたりすることができます。

向こうに見える白煙は中岳の噴煙です。



しかし、バスを下りると横殴りの雨と風で寒い、寒い。景色を楽しむゆとりはなく、お土産ハウスや阿蘇火山博物館(のロビー)に入って時間をつぶしました。

中岳は毎日噴煙を上げていて、2014年8月30日から「噴火警戒レベル2」になったので、中岳火口から約1kmの範囲は立入禁止、阿蘇山ロープウェーも運休になっています。

この草千里はだいぶ離れていて安全なはずなのですが、それでも風に乗って有毒な火山ガス(二酸化硫黄)が流れてきているらしく、匂いを感じなかったのですが、突然咳き込んでしまいました。
くわばら、くわばら、危険な所には近寄らないことです。



草千里を10:30に出発、外輪山の切れた地点から外に出て、90分程で熊本市に帰って来ました。

熊本駅。
こちらは、2011(平成23)年3月九州新幹線鹿児島ルートの全線開通にともない、高架駅に改築、新設された西口「新幹線口」。




元々の駅舎である在来線側「白川口」。
新幹線口と白川口は地下通路で繋がれています。



白川口のお店で熊本ラーメンを食べました。醤油味のこってりしたので、おいしかったです。


13:30に新幹線口で再集合、13:47熊本発、17:24新大阪着の団体専用新幹線で帰って来ました。
雨は熊本を発つ頃には上がり、台風よりは一足先に帰って来ることができました。


今回の阿蘇・高千穂峡の旅、阿蘇ジオパークの火山の恩恵と威力をいろいろ感じさせられる旅でした。(2014年9月に、世界ジオパークにも登録されました。)
4回あった阿蘇巨大噴火の中でも最後の噴火では火砕流は四国・山口県まで、火山灰は北海道まで届いたそうです。九州には阿蘇カルデラの他に、桜島のある姶良カルデラや霧島火山群などがあり、火山の噴火はこれからもいつ起こるかわからない一帯です。こんな所で原発を再稼働させるなんて、恐ろしいことだと思いました。


阿蘇・高千穂峡の旅(4)トンネルの駅から大観峯へ

2014-10-06 01:53:19 | 遠出(国内)
台風が来ているせいで、翌日から雨になりそうなので、ツアーの予定を早めて、翌日訪れるはずの「大観峯」にこの日のうちに行くことになりました。


宮崎県の高千穂峡から熊本県に帰ってきて、阿蘇外輪山の東側の山並みに沿ってドライブしました。

途中でSLが展示されているのが窓から見えました。
国道325号線の側(宮崎県西臼杵郡高千穂町大字下野字赤石2221-2)にある「神楽酒造」の高千穂観光物産館「トンネルの駅」の敷地にSL(元お召し列車の48647)と高千穂鉄道のパノラマカーが置かれていたのでした。

この辺りは、宮崎県延岡から高千穂を経て熊本県高森町(南阿蘇鉄道高森線)へ抜ける九州横断鉄道が敷設される予定で工事が進められていたのですが、昭和49年トンネル内に水がわき出る事故や車社会の進展、財政難によって中止となり、すでに掘られていた(昭和55年)葛原トンネルを酒造会社が払下げて原酒の貯蔵用に利用しているのです。
トンネルは総延長1115m、内部は常時、温度17℃前後と湿度70%前後に保たれていて、焼酎を樽で長期貯蔵するのに適しています。

物産館で焼酎・リキュールの試飲ができるということですが、車で来るしかないような所なんですがねえ。

高千穂近辺では延岡から高千穂まで通じていた高千穂鉄道が2008年に廃止された後も、再開を期して線路がそのまま残されている所がたくさんありました。延岡から高千穂まででも鉄道が残されていたら、ツアーでなくても高千穂峡にもう少し行きやすいのではなかろうかと残念です。
SLが置かれている所は「夢見路公園」と言われていて、叶わなかった鉄道敷設の夢が感じられて切ないです。



その他にも、バスガイドさんがいろいろ説明してくれていましたが、快適なドライブで眠たくなって一部聞き漏らしてしまいました。




外輪山の上部は大部分草原になっていて、牛や馬が放牧されています。
白い点々は冬に備えて刈り取った牧草を丸めてビニール袋に入れてあるもので、阿蘇のあちらこちらで見られました。



この日はまだ快晴のお天気が夕方まで続いてラッキーでした。




90分程走って、大観峯のお土産休憩どころに着きました。




大観峯は阿蘇外輪山の北側中央部分にある見晴らしのいい場所で、カルデラの中央に突き出している中央火口丘群(阿蘇五岳)をはるかに見ることができます。ここから見ると阿蘇五岳は釈迦が上を向いて寝転がっているように見え、左から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳が並び、中岳は今も噴煙を出しているので、釈迦のおへその辺りでお湯を沸かしているように見えます。




ススキが風に揺られて大きな波のように見えます。
大観峯の上では風が強くて相当寒かったです。

それでも、ジャージー牛乳ソフトクリームを食べました。




休憩所の前で「周防の猿回し」が実演していました。
この近くに常設劇場があって、いつでも猿回しが見られるようになっています。

大観峯を15:45に出発して早目に宿に着きました。




阿蘇・高千穂峡の旅(3)高千穂峡

2014-10-06 01:51:56 | 遠出(国内)
高千穂神社に続いて訪ねたのは、いよいよ今回の旅のハイライト、高千穂峡です。

宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井にある五ヶ瀬川にかかる峡谷で、高さ80m~100mにも達する断崖が7kmにわたって続いています。
約12万年前と約9万年前の2回の阿蘇火山活動で噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに厚く流れ下り、この火砕流堆積物が冷却して固まった熔結凝灰岩となり、柱状節理が生じました。熔結凝灰岩は磨食を受けやすいため、五ヶ瀬川の侵食によって再びV字峡谷となったものが高千穂峡です。
国の名勝、天然記念物、祖母傾国定公園に指定されています。



高千穂峡は深い谷の底にあるので、見上げると一番高い所に大きな自動車道が通る「神都高千穂大橋」、その下に「高千穂大橋」、一番下に「神橋」が重なって見えます。

神都高千穂大橋は平成13年竣工のコンクリート橋、高千穂大橋は昭和30年竣工の鉄橋、神橋は大正時代は木橋でしたが、水害で流され昭和22年に石橋となりました。




神橋のたもとでバスを降りて、急な階段を降りて遊歩道を歩いて行きました。




神橋から下を見たところ。はるか下に五ヶ瀬川の渓谷が見えます。




橋から少しの所にある「神硯(みすずり)の岩」。
硯のような平たい石なので、高山彦九郎が名づけたと言います。




甌穴。
河床の岩盤の窪みや割れ目のところに渦巻を生じ、そのエネルギーによって穴ができ、さらにその穴に入った小石が渦巻によって岩盤を削るために深い円筒形の穴ができたものです。







「槍飛」。
五ヶ瀬川の中で最も川幅が狭い所で、1591(天正19)年に今の延岡の領主に高千穂が攻められた際、三田井城が落ちた時に、城を脱出した家来達がここまで逃げてきたが橋がないので、槍の柄を手前の岸についた者は渡り、向こう岸についた者は川の中に転落したと伝えられ、ここを槍飛というようになったということです。

この辺りは川幅が狭いので、大雨の時には川が溢れそうになり、通行止になることもあるそうです。




下の方まで降りて来ると、川の向う側が高い壁になっています。




高さ約70mの切り立った柱状節理が屏風のように見える「仙人の屏風岩」です。




阿蘇山の噴火活動で流れ出した 溶岩が数万年かけて侵食されて生まれた柱状節理がたくさん見られます。





「鬼八(きはち)の力石」。
重量約200トン。高千穂神社の祭神、三毛入野命(みけいりのみこと)が高千穂郷一帯で悪行を働いていた鬼八を退治し、この地を治めたということですが、この時鬼八が三毛入野命に向かって投げ力自慢をした石と言われています。



「七ツヶ池」。
七つの穴が連続した池になっている甌穴群だと思われます。




いよいよ真名井の滝(まないのたき)が見えて来ました。
高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝で、日本の滝百選の一つです。


この神秘の景色はまさに絶景です。




でもボートをうまく操縦しないと滝に打たれることになるとか。




ボートの周りに群がるカルガモ?
ボートは30分2000円で混雑時には乗るのに大分長く待たねばならないようです。




真名井の滝の上の平地にある「おのころ池」とその上の崖に見える「月形・日形」。

素戔嗚尊は、天岩戸開き神話の後、高天原を追放される時に詫びの印として天照大神を表す「日形」と、その半分の存在もない「月形」で自分を表現したと言われています。江戸末期の記録には「月形・日形」の絵図も残されていますが、現在「日形」は崩壊し「月形」のみが上部に見えます。




遊歩道をたどって高千穂峡を楽しんだ後、下流の御橋袂にある食堂で昼食を食べました。
蒟蒻、椎茸、固豆腐等、宮崎県の産物を取り入れた素朴な味のお昼でした。

昼食の後、お土産を買ったり、休憩したあと、13:35に高千穂峡を出発しました。帰りは行きにたどって来た道を引き返すと急な登りになって大変そうですが、ツアーだったおかげで、食堂のマイクロバスで最初に降りた神橋の袂まで車道を回り道して送ってもらい、そこからまた観光バスに乗りました。




阿蘇・高千穂峡の旅(2)数鹿流ヶ滝(すがるがたき)・白川水源・天岩戸神社・高千穂神社

2014-10-06 01:50:55 | 遠出(国内)

二日目の朝、ホテルの窓から見ると、阿蘇外輪山に日が登るのが見えました。
阿蘇山は約30万年前から4回にわたって大噴火を繰り返し、特に約9万年前の第4回目の噴火でできたカルデラは東西約18キロメートル・南北約25キロメートルに及び、カルデラを取り囲む外輪山を含めた全体で阿蘇山と言われています。カルデラの中央に新たに噴火で盛り上がってきた中央火口丘(阿蘇五岳)がそびえています。
広大なカルデラの中に阿蘇市、南阿蘇村等の市町村があり、JR豊肥本線と南阿蘇鉄道が走っています。

泊まったホテルがあるのは、カルデラの中央北寄りにある内牧(うちのまき)温泉。
この近くは平成24年7月12日の豪雨で河川が氾濫し、多くの人が亡くなる被害を受け、宿の近くの川でもまだ改修工事をしているところが見られました。阿蘇カルデラ内は昔湖底だった低地であることと、外輪山も火山活動によってできた土壌のため土砂崩れの起きやすい地形なのだそうです。


翌朝8:00にホテルを出発。

バスで30分程走って着いたのは、外輪山の西の切れ目近くにある「数鹿流ヶ滝(すがるがたき)」。落差60m、滝幅20m、滝壷の広さ2,970m²の大きな滝で、日本の滝百選に選定されています。

外輪山に滝の多いのも火山噴火による地形の特徴です。



数鹿流ヶ滝の変わった名前の由来は、神話の伝説で健磐龍命(たけいわたつのみこと、阿蘇大明神)がカルデラ湖となっていた阿蘇に田畑を造るため、外輪山を蹴破り、そこに滝が出来た時に鹿が数頭流されたので、「数鹿流ヶ滝」と呼ばれるようになったと言われるもの。

もう一つの伝承として、鎌倉時代初期の1191(建久2)年、阿蘇氏が「下野の狩り」と呼ばれる巻狩を行った際に、追い詰められた鹿が逃げ場を失い数頭が滝に落ちて流されたというもの。




次はカルデラの南部、南郷谷を流れる白川の水源に行きました。
熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川。
毎分60トンもの湧水が地底の砂とともに、勢いよく湧き上がり、白川へと流れ出しています。



川からいきなり柄杓で水を汲みあげて飲むことができ、とてもおいしい水でした。




日本の名水百選に入っています。
南阿蘇村にはこの他にも10ヶ所の水源があり、南阿蘇村湧水群となっています。阿蘇火山のもたらす恵みの一つです。
近くには南阿蘇鉄道の長い名前の駅「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」もあります。

白川水源9:45発。




次は快適なハイウェイを走って宮崎県に入り、天岩戸(あまのいわと)神社へ。

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字天岩戸。
岩戸川をはさんで西本宮と東本宮がありますが、西本宮だけお参りしました。

日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている天照大御神が隠れた天岩戸といわれる洞窟を御神体として祀っていますが、元は在地住民の信仰を集めたもので、社殿ができたのは明治30年になってからです。



この拝殿の裏側から谷を隔てた山の中腹に洞窟があるのですが、木が鬱蒼と茂っていて、洞窟がどこにあるのかはっきりとわかりませんでした。洞窟に入ることはタブーになっていて、今は崩落しているそうです。
拝殿の裏に廻る前に一同神職からお祓いを受け、そこからは撮影禁止になっていて、神秘性が強調されていました。

川上には、天照大御神が隠れた時に八百萬の神々が集まり、相談をしたという天安河原(あまのやすかわら)がありますが、今回は行きませんでした。辺りは深い谷と高い山が空を覆い、秋には紅葉が絶景となると思われます。


天岩戸神社11:30発。


すぐ近くにある高千穂神社。

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿 にあり、天孫降臨伝承と在地固有の信仰が融合し、更に熊野修験も加わるなど複雑な信仰を集めて伝えられて来ています。

11月22-23日に高千穂夜神楽まつりが行われ、 夜を徹して夜神楽全33番が奉納されますが、観光用にほぼ毎日そのうちの4番が境内の神楽殿で演じられています。



子供を二匹抱えている狛犬がいました。

12:05高千穂神社を出発。




阿蘇・高千穂峡の旅(1)菊池渓谷と黒川温泉

2014-10-06 01:50:01 | 遠出(国内)
10月初旬に阿蘇と高千穂峡を巡るツアーに行って来ました。



新大阪(8;11発)から熊本までの団体専用貸切新幹線さくらでは、途中からクマモンが出現して熊本の宣伝大使としての任務を果たしていました。




車内でお弁当を食べて、12:15熊本着。4台のバスに分乗して阿蘇地方の観光に出かけました。


最初に行ったのが、菊池渓谷です。
熊本市から北東側山間部に入った所にある菊池川の渓谷です。



日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選にも入っている渓谷です。



黎明の滝。
水が澄んで辺りは鬱蒼と茂った深い森、マイナスイオン充満の気持のいい渓谷です。



掛幕の滝。

川に沿って30分程歩くコースもありましたが、少し道が険しそうだったので、近場だけ見て引き返してきました。





菊池渓谷を15:00に出発して、次に行ったのは黒川温泉。熊本県阿蘇郡南小国町。
バスから降りて深い谷川を渡り、向かい側の山すそ一帯に鄙びた温泉宿が何軒か集まっています。狭い道の両側に宿が並んでいるだけで、その道を行き当たるとすぐに谷川が流れていて、派手な看板やネオンもない静かな山塊の温泉郷です。










源泉の湧き出ている所。



そこにあった「顔湯」。
吹き出る蒸気を顔に受けるとお肌にいいらしいです。





足湯。100円で入れます。




温泉内のどこかの宿に宿泊すると、手形でいくつかのお湯を巡ることができるようですが、立ち寄りだけだったので、1ヶ所だけお風呂に入りました。

ここ、「新明館」です。



「洞窟風呂」の入口。
500円で立ち寄り入浴ができます。



洞窟内は立って歩ける所と背をかがめないと通れないような所もあり、複雑に入り組んでいますが、何と三年半かけて旅館の主人が手掘りしたものだそうです。
幻想的な灯りのともるお風呂に入って、すっかり暖まりました。

17:00に黒川温泉を出発して、18:00前に阿蘇内牧温泉の宿に着きました。