2020年1月28日に、河原町通り四条下がる東側にある寿ビルディングに行きました。
1927(昭和2)年築。河原町通に面して建つ鉄筋コンクリート造5階建、塔屋付、建築面積159㎡。京都中心部に残る昭和初期の事務所ビルとして希少で、登録有形文化財になっています。
いつも河原町通りをバスで通りながら、気になっていた建物、特にこの玄関部分がおしゃれで素敵です。
玄関上部には、右から左に向けて「壽ビルデイング」と書かれています。
入口入ったところ、足元にかわいいタイルがありました。
右手奥にある木製の展示ケース。
中にはビルの修復の様子を解説するパネルと展示品が置かれていました。
階段の手摺りが美しい曲線を描いて、
アールデコの装飾もありました。
ビル内には、有名デザイナー皆川明のブランド「ミナポルホネン」のショップを始めとして、おしゃれな雑貨や洋品を販売しているお店がいくつも入っています。
5階は子供の書籍の専門店「メリーゴーランド」。
書店の隣の部屋で、青幻舎から出版された「藤森照信のクラシック映画館」の写真を担当した中馬聰さんの写真展「映画館のかたち:中馬聰写真展」が1月18日(土)-29日(土)に開催されていたので、これを見に行ったのでした。
日本各地に残る名画座などのクラシックな小映画館の写真が展示されていて、なつかしさにウルウルしました。