ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

東福寺光明院

2011-12-25 21:37:45 | お庭
東福寺塔頭、光明院にも重森三玲作庭の庭(波心庭)があります。

東福寺の中心境内から少し南に外れた位置にある塔頭なので探すのに少し迷いました。
こちらの庭園は拝観できますが、観光寺院ではないので、入口でいくらでも志納金を納めて中に入らせていただきます。案内の人もいませんが、お寺なので静かに拝観させていただきます。



数年前には「そうだ、京都、行こう!」のキャンペーンに使われて賑わったようですが、今は訪れる人も少しです。

誰もいないこの本堂からお庭を長い時間眺めていられるのは幸せです。






悟りの窓(?)。




内側から見るとこうなっています。


同じ部屋の中から眺めたお庭。

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東福寺霊雲院

2011-12-24 22:19:25 | お庭
東福寺の塔頭、霊雲院にも重森三玲作庭の庭があります。


書院の前庭は「九山八海の庭(霊の庭)」と言われています。






庭の中央にあるこの塊りは何?
何とも異様な構造物です。
これは「遺愛石」といって、熊本藩主細川家から寺に贈られたもので、須弥台と石船を象っています。
この庭は遺愛石のある庭として江戸時代にも有名でしたが、その後荒れていたのを、重森三玲氏が修復して「九山八海の庭」としたのです。



こんな変わった灯籠もありました。




書院の西側にあるのは「臥雲の庭」。
雲と水の流れを表わしていてとても現代的なデザインです。



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晩秋の東福寺

2011-12-23 23:56:18 | お庭
紅葉の季節の人混みを避けて12月下旬になってから、東福寺に行ってきました。


紅葉はもうほとんど終りかけていましたが、所々にはこんなに真っ赤なもみじも見ることができました。


臥雲橋から見上げると、


通天橋の辺りの木々はほとんど冬枯れの様相になっています。


が、その足元を見れば、散りモミジで地面が赤く染められていました。















三門(国宝)。巨大です。



開山堂(重要文化財)。



方丈の周りには作庭家重森三玲が昭和14年に作った「八相の庭」があります。

東庭は北斗七星をかたどっていて「北斗の庭」と呼ばれています。



南庭は五山八海を表わす枯山水の庭です。



西庭はさつきの刈り込みと砂地で市松模様を作っている「井田市松の庭」です。



北庭はウマスギゴケと敷石で表わした「小市松の庭」です。
四面の庭の中ではこの庭が一番好みやわ~。


北庭の側に突き出た通天台からは、宋から渡来したといわれる唐楓「通天紅葉」が黄金色に輝いているのを見ることができました。


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平重盛の庭、積翠園

2011-12-18 16:12:39 | お庭
東大路七条東の妙法院北側にある東山武田病院がまもなく閉院して、ホテルに建て替えられるとか。

この辺りは昔、平重盛(小松殿)の邸宅があった所だそうなので、なくなる前に一目、と見に行きました。日曜日のため病院がしまっていて、危うく諦めかけていたところ、同じように見に来ていた方が親切に教えてくれて、救急の受付で頼めば、お庭の見学ができることがわかりました。

わざわざ追いかけて知らせていただいた親切な方、ありがとうございました。


積翠園(しゃくすいえん)。
とても広い池があって、亀島鶴島があり、立派なお庭でした。




鶴島の縁に沿って、5つの石が並んでいるのは、宝を載せた船を現わす夜泊石(よどまりいし)という古い庭園にあるもので、平安時代末期の作庭ではないかといわれています。


池の周りを一周して散歩できるようになっていて、病院の患者さん達の憩いの庭になっていたようです。



病院は20日で閉院だそうなので、見られるのはあとわずかです。

来年になったら、大河ドラマも始まるのに・・・。


外国人向けの高級ホテルが建っても、このお庭はなるべくこのまま残してほしいものです。

コメント (2)
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高島屋蘭展2012

2011-12-17 22:27:08 | 洋ラン
今年も京都四条河原町の高島屋で洋蘭展が開催されています。

2011年12月14日(水)~19日(月)














例年1月に行われていたのに、今年は年内にあったということは2011年に開催されたけれど、「蘭展2012」ということになるのだろうか??
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