しかし、それにしてもなんで今「宮本武蔵」なんだろ。よくわからん。
3月15日の土曜日と続く日曜日の夜にオンエアする(これを書いている時点ではまだ日曜日分は放映されていないけど))、テレビ朝日開局55周年記念2夜連続ドラマスペシャル「宮本武蔵」のことである。
キムタクサイドもよくこのドラマ出演を承諾したものだ。
別に、宮本武蔵の物語が嫌いだとか、そういう意味じゃなくて、前作TBS「安堂ロイド」があれほどコケたというのに、起死回生を図る大事な次の戦略に選んだ作品が「宮本武蔵」というのが解せない。
戦略が見えないのである。
視聴率もどうなんだろ、高視聴率を取れるんだろうか?
テレ朝もまた思い切った作戦に出たものだ。土日の夜に二夜連続で使い古された武蔵ものを放映するなんて・・・。
相当な冒険だと思う。
なので、全然食指が伸びず、土日はテレビ朝日開局55周年記念2夜連続ドラマスペシャル「宮本武蔵」を完全パス。
ごめんね、キムタク。
そういうわけで、日曜日は溜まったドラマを一日中掛けてずーっと観ることに。
もちろん、家に籠り切りだけは絶対に避けたいので、街中にも足を運びましたが。今日は運悪く、「スポーツジム」の休館日ときているし・・・。午前中は湿った牡丹雪がひっきりなしに降り続くし・・・。
もう、3月も後半戦に突入だぜ。
そんな日曜日。
1月から始まった各テレビドラマは、そのほとんどが最終回を迎えていて、どのドラマもいつもと同じように収まるところに収まって、それなりの予定調和なエンディングを迎えている。
色々と今回も観てきたけれど、面白いと思ったドラマは、やっぱり「失恋ショコラティエ」(まだ最終回じゃないけどね)、「私のきらいな探偵」辺りになるんだろうか。
「明日、ママがいない」は、確かに話題性があって子役たちが素晴らしかったけれど、脚本が陳腐で期待外れに終わってしまった。残念だ。
そして今、一番面白いTVドラマは、なんといったって海外ドラマの「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」である。
このドラマ、面白い(まだ2話までだけど)。
アメリカのテレビドラマ賞レースで数多い受賞歴を誇った、あの「エイリアス」の製作陣が、新たに創り上げたサスペンス・ドラマが「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」。
ちょっと感じが「ツイン・ピークス」と似ている。
ただ、「ツイン・ピークス」が、デビッド・リンチ一色に塗り込められていて、冷たい狂気のようなものを醸し出していたのに対して、この「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」は、もう少し取っつき易い。
物語は最初からフルスロットル。
アメリカの小さな町ハプリンが舞台である。
町を一望する小高い丘に建っている、町の大きな存在を示す大きなパン工場。その下には、平和な住民たちが仲良く暮らしている。
そんな町を、人々は「ハッピー・タウン」と呼んでいた。
ところが、そんな「ハッピー・タウン」にも、実は恐ろしい過去が隠されていた。
それは12年前、この町で発生した奇妙な未解決連続失踪事件だ。
住民たちは、未だ捕まらない謎の犯人を「マジックマン」と呼んで恐れ、今でもその呪縛から逃れられずにいる。
ある日・・・。
過去のおぞましい事件以外、あらゆる犯罪と無縁だったその平和な「ハッピー・タウン」で、謎の猟奇的な殺人事件が発生する。
5年間ずっと犯罪と無縁だった「ハッピー・タウン」に起こったその猟奇殺人事件は、未解決連続失踪事件の犯人「マジックマン」の仕業なのだろうか?
それとも、まったくそれとは別の犯罪者がこの町に隠れていたのだろうか?
ドラマの主人公である若き保安官代理が、この事件の捜査を進めてゆくうち、町の住人達の隠された秘密が次々と暴かれ、それぞれの人間関係に微妙な影を落としてゆく。
住人と平和な町の裏に隠された本当の真実とは一体何なのか?
犯人は一体だれなのか?
この町にはどんな秘密が隠されているのか?
とにかく、「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」に出てくる人間すべてが、何らかの秘密を持っていて、ドラマに様々な伏線が張られているから、次の展開がまったく読めなくなる。
全8話のドラマなので、「ツイン・ピークス」よりもスピーディな展開になりそうだし、ドラマ自体の人物整理が上手いのでとても分かりやすく、毎回人間関係をおさらいするというようなストレスもここにはない。
まだ序盤なので、ここからもっとジェット・コースター的展開になるのは必至だろう。
お薦めです、アメリカのTVドラマ「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」。
3月15日の土曜日と続く日曜日の夜にオンエアする(これを書いている時点ではまだ日曜日分は放映されていないけど))、テレビ朝日開局55周年記念2夜連続ドラマスペシャル「宮本武蔵」のことである。
キムタクサイドもよくこのドラマ出演を承諾したものだ。
別に、宮本武蔵の物語が嫌いだとか、そういう意味じゃなくて、前作TBS「安堂ロイド」があれほどコケたというのに、起死回生を図る大事な次の戦略に選んだ作品が「宮本武蔵」というのが解せない。
戦略が見えないのである。
視聴率もどうなんだろ、高視聴率を取れるんだろうか?
テレ朝もまた思い切った作戦に出たものだ。土日の夜に二夜連続で使い古された武蔵ものを放映するなんて・・・。
相当な冒険だと思う。
なので、全然食指が伸びず、土日はテレビ朝日開局55周年記念2夜連続ドラマスペシャル「宮本武蔵」を完全パス。
ごめんね、キムタク。
そういうわけで、日曜日は溜まったドラマを一日中掛けてずーっと観ることに。
もちろん、家に籠り切りだけは絶対に避けたいので、街中にも足を運びましたが。今日は運悪く、「スポーツジム」の休館日ときているし・・・。午前中は湿った牡丹雪がひっきりなしに降り続くし・・・。
もう、3月も後半戦に突入だぜ。
そんな日曜日。
1月から始まった各テレビドラマは、そのほとんどが最終回を迎えていて、どのドラマもいつもと同じように収まるところに収まって、それなりの予定調和なエンディングを迎えている。
色々と今回も観てきたけれど、面白いと思ったドラマは、やっぱり「失恋ショコラティエ」(まだ最終回じゃないけどね)、「私のきらいな探偵」辺りになるんだろうか。
「明日、ママがいない」は、確かに話題性があって子役たちが素晴らしかったけれど、脚本が陳腐で期待外れに終わってしまった。残念だ。
そして今、一番面白いTVドラマは、なんといったって海外ドラマの「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」である。
このドラマ、面白い(まだ2話までだけど)。
アメリカのテレビドラマ賞レースで数多い受賞歴を誇った、あの「エイリアス」の製作陣が、新たに創り上げたサスペンス・ドラマが「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」。
ちょっと感じが「ツイン・ピークス」と似ている。
ただ、「ツイン・ピークス」が、デビッド・リンチ一色に塗り込められていて、冷たい狂気のようなものを醸し出していたのに対して、この「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」は、もう少し取っつき易い。
物語は最初からフルスロットル。
アメリカの小さな町ハプリンが舞台である。
町を一望する小高い丘に建っている、町の大きな存在を示す大きなパン工場。その下には、平和な住民たちが仲良く暮らしている。
そんな町を、人々は「ハッピー・タウン」と呼んでいた。
ところが、そんな「ハッピー・タウン」にも、実は恐ろしい過去が隠されていた。
それは12年前、この町で発生した奇妙な未解決連続失踪事件だ。
住民たちは、未だ捕まらない謎の犯人を「マジックマン」と呼んで恐れ、今でもその呪縛から逃れられずにいる。
ある日・・・。
過去のおぞましい事件以外、あらゆる犯罪と無縁だったその平和な「ハッピー・タウン」で、謎の猟奇的な殺人事件が発生する。
5年間ずっと犯罪と無縁だった「ハッピー・タウン」に起こったその猟奇殺人事件は、未解決連続失踪事件の犯人「マジックマン」の仕業なのだろうか?
それとも、まったくそれとは別の犯罪者がこの町に隠れていたのだろうか?
ドラマの主人公である若き保安官代理が、この事件の捜査を進めてゆくうち、町の住人達の隠された秘密が次々と暴かれ、それぞれの人間関係に微妙な影を落としてゆく。
住人と平和な町の裏に隠された本当の真実とは一体何なのか?
犯人は一体だれなのか?
この町にはどんな秘密が隠されているのか?
とにかく、「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」に出てくる人間すべてが、何らかの秘密を持っていて、ドラマに様々な伏線が張られているから、次の展開がまったく読めなくなる。
全8話のドラマなので、「ツイン・ピークス」よりもスピーディな展開になりそうだし、ドラマ自体の人物整理が上手いのでとても分かりやすく、毎回人間関係をおさらいするというようなストレスもここにはない。
まだ序盤なので、ここからもっとジェット・コースター的展開になるのは必至だろう。
お薦めです、アメリカのTVドラマ「ハッピー・タウン 世界一幸せな狂気」。