最近、意識的にCDを買い集めている。
というのは、あと一年ちょうどで、これまでの組織からこの身が解き放たれることになっちゃうので、次は、どうせやるなら音楽に絡むような仕事をやってみたいと思っているからだ。
詳細はまだ言えないけれど、自分がこれまでストックしてきた音楽を媒介にした、ちょっとしたコミュニティの場を造れたらいいなあ、そんなことをずっと考えているのである。
ただ、そうはいっても資金だってそれなりに必要だし、スキルもいるだろう。やるべきことは結構多い。
それに、場所とか内容は絶対に妥協したくないし、妥協してやるくらいなら絶対にやらない。断念するつもりだ。
なので、現時点で即決定とはまでは断言出来ないけれど、とりあえずはCDを集め、大きなジャンル別に再整理し、改めて系統立てて聴き直している。
まあ、その件はそれとして、今、日本のロックシーンでも話題となっているイギリスのニューカマーがいる。
「テンプルズ」である。
最初聴いたのは、新宿「タワーレコード」の視聴コーナー。
その時は、期待が大きかった分、ちょっと肩透かしを食った。
もちろん、最後まで全曲を丁寧に聴いたわけじゃないので、いいとか悪いとかの判断は出来なかったけれど、その場で即購入するとまではいかなかった。
今回、改めてこのUK発の4人組ロックバンド、テンプルズのデビューアルバムをじっくり聴いてまず思ったのは、巷で言われているほどサイケデリックを前面に出しているわけではないということだ。
確かに60年代のサウンド・スケープで、懐かしさも感じられ、サイケな部分やフォーク・ロック的な展開、グラムとかソウルっぽい部分も垣間見られて、とても面白い音を紡ぎ出している。
元オアシスのノエル・ギャラガーが大絶賛していて「宇宙的なスペース・ミュージックだ」とインタビューで述べているし、元「スミス」のジョニー・マーまでが、「シェルター・ソング」(アルバムの1曲目ね)に対して「今年聴いた最も良い曲のひとつだ」と、これもまた大絶賛している(ジョニー・マーっぽいギター・ワークもあったりするしね)。
このアルバム「サン・ストラクチャーズ」はいいと思う。
この先、このバンドはもっと大化けするかもしれない。
「テンプルズ」の音楽に流れている、ちょっと緩い感じ、どちらかというと暖かな温もりを感じさせる音作り(「フォスター・ザ・ピープル」に似てなくもない)、ほんわかするような、まるで春を感じさせるサウンドの重ね方は癖になる。
とても聴きやすい、すんなりと心の中に入って来る、ストレスの感じない、そんなロック・アルバムに仕上がっているのだ。
という感じで、とにかく最近はもう一度原点に立ち返って(何の原点かよく分かりませんが)、これまで聴いてきた数多のアルバム、それから2,3回聴いただけでCD棚の奥に放っておいてほとんど聴いてこなかったアルバムを引っ張り出しては、きちんと改めて聴き直すという作業に取り組んでいる。
それと並行して、音楽(ロックとか黒人音楽とかロック評論とかアーティストたちの自伝とか・・・)に関する本を集めては、丁寧に読み始めることもし始めている。
それは音楽に限った事ではなくて、映画についてもおんなじようなものだ。
どちらかというと、これまで「喰い散らかし」てきたのは音楽も映画もほとんど変わりなく、聴いて、ただそれだけ、観て、ただそれだけ、ということを繰り返して来たように思うからだ。
やっぱり、聴いたら、そのあとのケアが大事だと思い直している。
映画もそうだ。観たら、ちゃんとその映画のバックボーンをきちんと押さえておく、それが絶対必要だ。
なので、最近は映画についても色々と文献を集めては(監督に関する文献だったり、作品に関するものだったり、映画評論だったりと)読み焦っている。
ちゃんと向き合わなきゃね。
というのは、あと一年ちょうどで、これまでの組織からこの身が解き放たれることになっちゃうので、次は、どうせやるなら音楽に絡むような仕事をやってみたいと思っているからだ。
詳細はまだ言えないけれど、自分がこれまでストックしてきた音楽を媒介にした、ちょっとしたコミュニティの場を造れたらいいなあ、そんなことをずっと考えているのである。
ただ、そうはいっても資金だってそれなりに必要だし、スキルもいるだろう。やるべきことは結構多い。
それに、場所とか内容は絶対に妥協したくないし、妥協してやるくらいなら絶対にやらない。断念するつもりだ。
なので、現時点で即決定とはまでは断言出来ないけれど、とりあえずはCDを集め、大きなジャンル別に再整理し、改めて系統立てて聴き直している。
まあ、その件はそれとして、今、日本のロックシーンでも話題となっているイギリスのニューカマーがいる。
「テンプルズ」である。
最初聴いたのは、新宿「タワーレコード」の視聴コーナー。
その時は、期待が大きかった分、ちょっと肩透かしを食った。
もちろん、最後まで全曲を丁寧に聴いたわけじゃないので、いいとか悪いとかの判断は出来なかったけれど、その場で即購入するとまではいかなかった。
今回、改めてこのUK発の4人組ロックバンド、テンプルズのデビューアルバムをじっくり聴いてまず思ったのは、巷で言われているほどサイケデリックを前面に出しているわけではないということだ。
確かに60年代のサウンド・スケープで、懐かしさも感じられ、サイケな部分やフォーク・ロック的な展開、グラムとかソウルっぽい部分も垣間見られて、とても面白い音を紡ぎ出している。
元オアシスのノエル・ギャラガーが大絶賛していて「宇宙的なスペース・ミュージックだ」とインタビューで述べているし、元「スミス」のジョニー・マーまでが、「シェルター・ソング」(アルバムの1曲目ね)に対して「今年聴いた最も良い曲のひとつだ」と、これもまた大絶賛している(ジョニー・マーっぽいギター・ワークもあったりするしね)。
このアルバム「サン・ストラクチャーズ」はいいと思う。
この先、このバンドはもっと大化けするかもしれない。
「テンプルズ」の音楽に流れている、ちょっと緩い感じ、どちらかというと暖かな温もりを感じさせる音作り(「フォスター・ザ・ピープル」に似てなくもない)、ほんわかするような、まるで春を感じさせるサウンドの重ね方は癖になる。
とても聴きやすい、すんなりと心の中に入って来る、ストレスの感じない、そんなロック・アルバムに仕上がっているのだ。
という感じで、とにかく最近はもう一度原点に立ち返って(何の原点かよく分かりませんが)、これまで聴いてきた数多のアルバム、それから2,3回聴いただけでCD棚の奥に放っておいてほとんど聴いてこなかったアルバムを引っ張り出しては、きちんと改めて聴き直すという作業に取り組んでいる。
それと並行して、音楽(ロックとか黒人音楽とかロック評論とかアーティストたちの自伝とか・・・)に関する本を集めては、丁寧に読み始めることもし始めている。
それは音楽に限った事ではなくて、映画についてもおんなじようなものだ。
どちらかというと、これまで「喰い散らかし」てきたのは音楽も映画もほとんど変わりなく、聴いて、ただそれだけ、観て、ただそれだけ、ということを繰り返して来たように思うからだ。
やっぱり、聴いたら、そのあとのケアが大事だと思い直している。
映画もそうだ。観たら、ちゃんとその映画のバックボーンをきちんと押さえておく、それが絶対必要だ。
なので、最近は映画についても色々と文献を集めては(監督に関する文献だったり、作品に関するものだったり、映画評論だったりと)読み焦っている。
ちゃんと向き合わなきゃね。