淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「せれすてぃある・ぶるーの街を探して」

2009年01月19日 | Weblog
 中心市街地にある老舗の本屋さんへ出向き、「ミュージック・マガジン」以外の定期購読しているすべての本を止めてもらった。
 「エスクワイア 日本版」は、創刊号からずっと定期購読し続けているので、もう数百冊にもなると思う。すべてのバックナンバーが年代順に本棚に揃えてあるから、少し名残惜しい気がしないでもないけれど・・・。

 それから新聞販売店にも電話を掛け、一紙以外、その他すべての新聞の配達も止めてもらった。
 僕は情報オタクで、新聞を常に読んでいないと不安に襲われる。これも非常に辛いけれど仕方がない。

 家にある、未見のDVDやビデオがまだ百本以上溜まっている。
 そのすべてにポストイットを貼って、テレビの前にきちんと並べた。とにかく、余り時間を掛けずにすべて観終え、いずれ全部処分してみせる。

 買ったのに、全然読んでいない本、それから買ったのにまったく目さえ通していない多くの雑誌、それらもまとめてパソコンの横に積み上げた。
 これも全部読み終えてから、処分するつもりだ。

 もう、放蕩は飽き飽きした。

 CDやDVDを片っ端から買い集め、ろくに聴きもしないでほったらかし、行きたいと思う場所には金を惜しまずに行き続け、贅沢三昧を遣り尽し、書評で興味を惹いた新刊をネットで買い漁る。

 別に清貧に生きようなんて野暮な事は言わない。言わないけれど、もういい加減にしないとモノだけが家中に溢れ、限りなく散財をし尽くすだけになる。
 そんな生活とは心底オサラバしたい。無駄遣いはもうやめた。

 昨日は一日中、ほとんど部屋に篭もってパソコンに向かい、小説を書いていた。
 完成した短編小説を読み返し、今回は賞に応募するのを止めようと思い、一旦はその考えに傾きかけた。
 こんなんじゃ駄目だ。満足出来ない。この程度の作品なんて、巷にはたくさん溢れてる。そう思ったのである。
 もっと面白くなるはずだ、もっと何度も書き直すべきだ。

 悩み抜いた末、結局、今回はこのまま提出することにした。
 自分自身に納得できないけれど、まずは全部ここで吐き出して、また新たにリセットし直そう、そう思ったのである。

 純文学にこだわって書き続けることも、もうやめにした。
 というか、まだ一度も作品にもしていないけど・・・。
 それはそれにして、これからは自分の書きたいテーマを、書きたいだけ書くことに決めた。エンタテイメントでも、恋愛小説でも、犯罪小説でも、何だっていい。書きたいものをたくさん書いていこう。
 作品にしなかったら、ただの狼少年だ。

 そして1月19日、月曜日の朝。
 何と、1月真っ只中なのに、激しい雨が降っている! 

 余分な贅肉は全部削ぎ落とし、フットワークを軽くしよう。重い荷物は投げ捨てるのだ、何もかもすべて。
 いい加減にしないと、ほんと奈落の底に落っこっちゃうぞ!
 一生、自分に悔いが残っちゃうぞ!

 やるべきこと、やっておかなければならないことがたくさんある。
 仕事が終わったら、寄り道しないで家に帰ろう。家に。





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