淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「December, the end of the year」

2006年12月13日 | Weblog
 年の瀬である。

 みんな、街を忙しそうに駆け回っている。
 日中、仕事で外に出たら、灰色の雲の隙間から青い空が覗いていた。

 来週は、クリスマス・イヴ。
 そして次の週は、年の瀬、大晦日が控えている。タクシーのラジオで、若い女性のアナウンサーが「イヴの夜は、やっぱり彼と過ごしたいですよねえ~」と、甘い声でウットリと囁き、曲がワムの「ラスト・クリスマス」に変わった。
 街は雪がすっかり溶け、小雨がぱらつき、車のウインドウを濡らしている。やっぱり今冬は暖冬なのだろうか。温度も8度まで上がっていた。

 今年のクリスマス・イヴは、東京だ。
 21日から東京に入り、仕事をこなし、23日と24日の土日は、都内に篭(こ)もる。だから、クリスマス・イヴの夜は、帰りの新幹線の中ということになる。

 車内で缶ビールでも飲みながら、独り暮れゆく街を眺めていよう。イヴの夜なんて、みんな家族で楽しい団欒を迎えるわけで。新幹線もガラガラだろうなあ。日曜日だし・・・。
 車窓から見える家々の灯かり・・・。楽しそうなイヴの夜・・・。
 あ~あ。厭だなあ。

 ニュースを見てビックリ。
 何と、「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作が、任天堂のゲーム機DSで発売するのだとか。うーん。まあ、日頃からハードはその時に一番売れているゲーム機で発売するって言っていたからなあ。でもDSじゃ、興味が失せる。

 スクウェア・エニックスが発表したところによると、シリーズ4000万本以上を出荷した「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作のタイトルは「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」だとか。2007年発売予定で、価格は未定。
 確かに、「ファイナル・ファンタジー」の最新作は「プレイ・ステーション3」だけど。
 つまり、ゲーム機の独り勝ちの時代が遂に終焉したってことなんだろうけどね。

 しかし、それにしても「ノロウィルス」が猛威をふるっている。
 感染性胃腸炎の症状が見られ、「冬の食中毒」、「おなかの風邪」と例えられるように、激しい下痢や嘔吐、それから、腹痛や吐き気が伴い、38度以下の発熱などに悩まされるのだとか。通常は2、3日で治るらしいけれど。
 そして、治療方法がないということなので、怖さも倍増する。
 何かそういえば、熱っぽいな・・・。

 夜の帳が降りる時間が早くなった。
 この街は、4時を過ぎるともうすっかり夜の装いをみせる。
 街のネオンだけは暗闇に負けまいと、必死で光を街中に放っている。幾らなんでも、もうそろそろ大雪が降ってもおかしくない頃だ。

 今年もまた、かたちに出来たものが何もなかった。
 新年に密かに立てた「自分への約束」も、ことごとく破ってしまったし・・・。
 来年こそはと、心を新たに踏ん張るんだけれど、どういうわけか力が出ない。

 明日も晴れるとか。
 それはそれでいいんだけれど、反動が怖いよね。反動が。
 雪は侮れません。




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