うらぱん

うららの天然酵母パン
…旬の酵母12ヶ月…

石臼で挽いた、こだわりの00番小麦

2012年02月29日 | 小麦粉酵母
4本も焼いたのに・・・



とってもおバカな私。
セモリナ粉を買ったつもりが、小麦粉でした



このイタリアのマリーノ社は、
イタリア産の無農薬・手作業栽培された小麦を石臼で挽くというこだわりの会社。
レッテルには<石臼挽き・小麦粉00番>と書いてあります。
00番とはイタリアの小麦の挽き方で、一番細かい状態です。

・・・とこのことに気付いたのは、ブログをアップしている今
ついさっきまでは、セモリナ粉のつもりでいました~
同じマリーノ社のセモリナ粉を買ったはずなのに???
オカシイナ~。

何が違うかと言うと、硬質小麦か軟質小麦かということ。
普段パンに使っているのは軟質、セモリナ粉は硬質です。

イタリアのアントネッロさんがセモリナ粉を使ってパンを焼くと言っていたので、
私もぜひ、と材料を揃えた(つもりだった)のに・・・

しかも、セモリナ粉と思っていたので30%しか混ぜていません。
70%は国産小麦ERです。

残念ながら、食べてみてもいつものとあまり違いがわかりませんでした。
(もちろん味はとっても良いのですが)
あ~、ありがたみも全くありゃしない!



でも、外側がカリッとして、中はムッチリしっとり。
これはマリーノさん効果かも???
パンをスライスするのがちょっと大変なくらい、クラストが固かったのもビックリ。
フランスパンっぽいぞ。

よし、今度は00番を100%使ってパンを焼こう。
噂によるとかなり美味しいみたいデス


キンカン酵母のカンパーニュ

2012年02月27日 | キンカン酵母
ゆずジャムとの相性バツグンです



寒さゆえ、なかなか発酵が進まなかったキンカン酵母ですが、
10日目にようやくパンに変身しました!

試し焼きだったので、小さなカンパーニュです。
プチカンパを作る時は、お豆腐が入っていたザルを使って、発酵させます。



直径15cmの小さなザルですが、これがけっこう重宝しています。



キンカンって食べると、ピリっとしびれる苦味が残るような気がするのですが、
このパンも、後味がまさにキンカン!
ここのところクセのない小麦粉酵母のぱんが続いていたので、この個性的なのがウレシイ。



クリームチーズとゆずジャムを塗っていただきました。

しあわせのパン・うらぱんバージョン3

2012年02月24日 | 小麦粉酵母
お豆のぱん



映画では「お豆の白パン」として紹介されていましたが、
どうも焼き色がついてしまって・・・



中に入れるお豆さん。
私は自作する気もなく、駄菓子コーナーにて甘納豆を購入。
あぁ、花園の‘ぬれ甘なっと’が食べたい~



粉を振って、お豆が少し見える程度にクープを入れました。
もう少し粉をしっかり振れば、白くお化粧できたのかも!



強力粉の他に薄力粉も入って、牛乳で練った生地は、しっとり柔らかです。
駄菓子とはいえ、甘いお豆さんもほどよく、ほっこりした気分。



まだまだ作れそうなパンがラインナップされていますが、
「しあわせのパン」シリーズは、これにて終了。
自分ひとりだとどうしてもマンネリ化してしまうパンレシピですが、
こういう風にいろんなところから刺激を受けて、チャレンジするのも楽しいです。

そうそう、最後に。



かぼちゃのポタージュ。
知世ちゃんのポタージュは固まってるんじゃない?っていうくらい、ドロリとした状態でした。
好みもありますが、私のはもう少しシャブシャブです。
あ、タマネギが完全にクラッシュされていないのは、ご愛敬

しあわせのパン・うらぱんバージョン2

2012年02月22日 | 小麦粉酵母
全粒粉のカンパーニュ

映画ではライ麦のカンパということでしたが、
うらぱん酵母はただ今、全粒粉で種継ぎをしております。
よって全粒粉のカンパーニュです。

カンパーニュの存在感はやっぱり大きい。
どど~んと登場するだけで、オォ~とテーブル周りも盛り上がります。



さて今日は先日、NHKの‘あさイチ’で紹介していたフランスパンの食べ方を真似てみました。

1.スライスしたフランスパンを熱く熱した鉄のフライパンで焼く。
2.にんにくを擦りつける。
3.パルメザンチーズとオリーブオイルを1対1で混ぜて、塗る。



フランスパンじゃないけど、
パルメザンチーズじゃなくて、パルミジャーノ・レッジャーノだけど、(最近、こればっか)
オリーブオイルじゃなくて、グレープシードオイルだけど、

うん、美味しい。
お試しあれ!

しあわせのパン・うらぱんバージョン

2012年02月20日 | 小麦粉酵母
冬のメニューから、チーズのパン



原田知世、大泉洋主演の映画、「しあわせのパン」を先日観てきました。
エンディングの主題歌「ひとつだけ」で清志郎の歌声が流れて、グググッと来てしまいました
・・・って、ソコカイ!と突っ込まれそうですが・・・

作品は、そうだな~、パンってやっぱり幸せを運ぶよな~。って感じ。

夫婦が営むパンカフェに、春夏秋冬、季節ごとにワケありなお客さまが訪れて、
それぞれにあったパンメニューが展開されていきます。



冬メニューはチーズパンや白い豆ぱん。
知世ちゃんがポトフをコトコト火にかけてました。

チーズパンを焼きながら、あ、ポトフ!と思い、
私も変てこポトフをこしらえました。



ありものの野菜たち
たまねぎ、にんじん、しいたけ、大根、アスパラガス、ズッキーニ、そしてハーブ入りウインナー

チーズパンは、中にクリームチーズとパルミジャーノ・レッジャーノを。
トッピングにとろけるチーズを。
3チーズなのだ!



映画のワンシーンのようにはいきませんね・・・

キンカン酵母を起す

2012年02月17日 | 季節の食材
今が旬!

風邪が流行っています。
みなさんは大丈夫ですか?
金柑は皮にビタミンCがたっぷりあるそうで、風邪にはバッチリ。
喉のイガイガにも金柑のみつ煮は良いですね。

シライシさんからの無農薬の金柑をあざみさんからお裾分けしてもらいました。
いつもありがとうございます!

皮ごと食べると、爽やかな香りと優しい甘み。
プチサイズゆえ、ついつい食べ過ぎてしまいます。



半分に割ってビンに入れます。
トスカーナのハチミツキューブを4個。
キラキラきれいです



水をたっぷり入れて、発酵を待ちます。
寒い日が続くので、10日くらいかかるのでは~
気長に待ちましょう。

ハートのぱん

2012年02月15日 | 小麦粉酵母
2.14



バレンタインデーなんて、もうトキメカナイ

でも、このパンは作ってみたかったのデス



チョコチップが見当たらず、‘お口の恋人’ガーナチョコ。
これを砕いて使いました。



ちょっと足りない感じだったので、
ドライフルーツ(レーズンとクランベリー)の残りものも全部入れました。



最初は大変、でも5分もすれば、この通り。
練り込み完了。

全粒粉で繋いでいる元種に強力粉(イーグル)とココアパウダーを。
お砂糖とオイルも入れています。



技あり!
この成形!
小っ恥ずかしくて、2.14の日にしかチャレンジできない感じでしょ?
(中には「E.T.」みたいなのもありますが・・・)



どやっ!

ちょっとココアの分量が多かったでしょうか?
焼き上がりが黒い

ココア生地はちょっと固めに仕上がるのを忘れてました~
でも、見た目よりは、食べるとイイ感じだと思うのです。



サコちゃんの新居にお届け。
あざみさん繋がりの方々にも、ハートのお裾分けしました。

いかが?



ライ麦入りカンパーニュ

2012年02月12日 | 酒粕酵母
六甲山ハウスに招かれて



お友だちが六甲の山のてっぺんにお引越ししました

車も入れない山の南斜面に建つ家は、
東に大阪平野と大阪湾、
眼下には、神戸市街地がぜ~んぶ見えます。
六甲アイランドやポートアイランドなど神戸の人工島、そして海!
それはそれは、素晴らしいパノラマです(うっとり



ライ麦のカンパーニュと、



お茶碗のつもりで焼いた小鉢を2つ。



テーブルには美味しいお料理がズラリと並び、女7人おしゃべりが弾みます。

朝は日の出が美しく
夜はもちろん1000万ドルの夜景を手に入れて
不便さや、寒さや、人恋しさを、モノトモセズ、
フワフワと生活するまゆみさんはスゴイな~(うっとり



春菊ぱんをレトロなガスストーブで温めるのも、
山の暮らしっぽくて、とても楽しい。

い~な、い~な、の六甲山ハウスでした


          

そしてこの1週間、私を忙しなく追いたてた酒粕酵母は、
このカンパーニュにて終了しました。
最後のひと固まりを、桃ちゃんに譲りました。



桃ちゃん、その粕っ子が今年最後の子だよ~
後はよろしくね~





春を呼ぶ春菊ぱん

2012年02月11日 | 酒粕酵母
チーズの香りと共に



春菊!今が旬です。
独特の香り、大好きです。
ふんだんに生地に盛り込みました。

葉から水分が出るので、パン生地の水分は控えめです。

そして、パルメジャーノ・レッジャーノ・チーズ。



こちらもふんだんに混ぜ込みました。



捏ねるのが大変、大変



でも何とかまとまりました。ふ~



分割して丸めると、うっすらグリーンが可愛いこと!
春っぽい気分です   

さて焼き上がりは・・・



ハサミでトップを十文字にカットして、チーズを乗せたのと、乗せないのと、半々。
やっぱりチーズが溶けだすと見た目にも美味しそう。



中は、 春菊の緑が生きてます!
生地に混ぜ込んだパルメジャーノ・レッジャーノチーズが、ぱんの味をグンとひきたててくれてます



わたくし、これまでこのチーズを‘パルメジャン’と気安く呼んでましたが、
ウィキペディアには、
<パルミジャーノ・レッジャーノ特有の繊細な風味を要求しない料理には、
経済的なパルメザンチーズで代用しても構わない>
なんて書いてあり、格の違いが歴然とあるようです。
あぁ、私のコレは‘パルメジャーノ・レッジャーノ’様だ、と知識を一ついただいたのであります。

ドライトマト・エピ

2012年02月10日 | イタリア紀行
イタリアの風、再び

この一週間、酒粕酵母に振りまわされた日々。
ふと気づくと、わ・す・れ・て・た・冷蔵庫に小麦粉酵母が~!
こちらの種継ぎもそろそろでした。

全粒粉入りの生地に、ドライトマトを入れてみました。
ドライトマトはお湯につけて戻し、荒めに刻んでおきます。



このトマトは、シチリア島のトラパニの食材専門店にて購入。
シエスタでシャッターを下ろしていたところを、無理に開けてもらいました。






ここではマグロの燻製やカラスミ、オリーブ、乾燥トマト、ケーパーなど、
シチリアの太陽をたくさん受けた美味しい、そして、珍しい食材が揃っています。
楽しい、楽しい!







マグロの燻製は、好きな分だけ切って真空パックにしてくれるので、お土産にもOK。
試食もたくさん~
超・超・美味でした!




そんな思い出詰まったドライトマトを散りばめて、ベーコンエピの完成。



そしてプチパンも、ゴロゴロっと。



酸味がきいて、ちょっと大人のお味です。

そうそう、胡椒と荒塩を振ろうと思っていたのを忘れてました!
ピリッとさせたいな~とイメージしていたのに・・・
いつも思いつきで展開するのは、良し悪しです