うらぱん

うららの天然酵母パン
…旬の酵母12ヶ月…

遠赤外線でチャチャッとフォカッチャ

2009年04月29日 | その他
木器窯の暖炉がにわか石窯に!



ゴールデンウイークが始まりました。
ここ2,3日は肌寒い日が続きましたが、今日はいい天気。
でも木器ではまだまだ暖炉に火を入れています。

さて、その暖炉に天板でふたをしてレンガで隙間をうめて、
うまい具合にパンを焼けるように石窯を作ってくれました。

で、イーストパンですが生地を作って焼いてみることにしました。



平たく伸ばした生地にオリーブオイルを塗って、ハーブと岩塩をパラパラ振りかけ、
指の先でキュッキュと穴をつけて、オリーブのスライスを埋めていきます。

暖炉(もとい石窯)は、マキを入れてぐんぐん温度を高めていきます。
十分熱が回ったら、オキを寄せて、生地を中に入れます。



ところがもともとが暖炉ですから。
煙突から、レンガの隙間から、と空気が抜けるので熱が十分に上がらないのです・・・
本当は窯の中で空気が対流し、ふっくらと焼けるはずなんですが~

ま、暖炉窯ということで、ここはご愛敬。
下からの熱でパンの底は良い加減に焼けるので、途中で上下をひっくり返すという、
パン焼きらしからぬ行動をとって、無事、美味しいフォカッチャが出来上がりました。



なかなかのもんです。
遠赤外線効果でしょうか、ふっくら香ばしく焼けました。
美味しかったです。
あ~、やっぱり石窯が欲しいなあ~

20時間熟成ライ麦ぱん

2009年04月26日 | 天然酵母パン
今年最後の酒粕酵母



冷蔵庫の奥に、すっかり忘れられたビンが2つ・・・
酒粕酵母の液種と元種。

少し酸っぱくなり始めていますが、全部まとめて使いきることにしました。

粉を足しても足しても、生地はまとまらず。
結局、強力粉だけでは足りなくなって、ライ麦粉もたっぷり加わりました。

となると、発酵がなかなか進みません。
1次発酵は約14時間。
2次発酵は約6時間。

焼き上がりはずしりと重たい、石のようなパンになりました。
(成形も型にいれずに、丸めたままです)

焼き上がりから3日くらいたった今も、外側は香ばしい香り。
(パンに鼻を当てて、思いっきり息を吸い込む・・・シアワセ)
中はしっとり、噛めば噛むほどライ麦です。
そして、ずしり感はそのまま。



ビーフシチューと一緒に。

ジューンベリー満開

2009年04月12日 | その他
今年のジューンベリー酵母に思いを馳せて



年々、大きく育っていくジューンベリーの木。
春の陽射しに、優しい白い花が揺れて、
4月の大好きな光景のひとつです。

これだけ花が咲いたらきっと赤い実もたくさんつくでしょう。

昨年は惜しくも、ヒヨドリにぜ~んぶ持っていかれましたから、
今年は要注意!

美味しいパンの元、の元、の元ですから。


型に一目ぼれ

2009年04月06日 | その他
ココナッツチップのクッキー



見て見て

フォークとスプーンのクッキーです。
型を一目見て、可愛いっ!って思って、即買い。



ね、型を見てるだけでも嬉しくなってしまう

いざ、これでクッキーを作るとなると、大変でしたけど・・・
特に、フォークの先っぽ。
あまりの細かさに生地がちぎれてしまうのです。

お土産にいただいたココナッツチップを砕いて生地に入れたので、
カッターに当たるとうまく切れなかったり。

けっこう四苦八苦しました。



でもこれだけ作ったら大満足

シネマのカフェがリニューアルオープンして、
おかげさまで1周年

ということで、客様のコーヒーに添えてお出ししています

全粒粉のカンパーニュ

2009年04月04日 | 天然酵母パン
そろそろシーズンも終わり…酒粕酵母を使って



気がつくと、もう4月です。

  

3月は全く更新ができませんでした。
にもかかわらず、うらぱんに訪ねてきてくださる方々に心から感謝です

酵母を育てるという作業、
とてもシンプルで、何てことない、
生活の片手間にできそうなものなんですが・・・
それがなかなか

そんな中、あざみさんから伏見の酒粕をわけてもらい、
よしっと奮起したのであります。

うまい具合に酵母が起きて、種継ぎも順調。
今日は、一日まるまるお休みだったので
久々に焼きましたよ。

全粒粉を惜しげもなく使いました。
良い香りです。



熟成した酒粕酵母のおかげでしょうか、
中はしっとり、噛めば粉のうま味が楽しめます。