そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月14日(水)3:00@Seattke

2010年04月14日 | Seattle日記
 自炊シリーズ昼食篇。授業は13:30か14:00からなので、宿舎で昼食を摂ってから大学へ行く。13日の昼は茶漬けに韓国海苔を載せた冷奴、キャベツとモヤシの炒め物である。備え付けの食器が同じなので、変わり映えのしない食卓である。茶漬けは、前助手のK君のご母堂にいただいた大阪昆布を重宝している。

 昨日の大学院の授業では、予定の教材をほぼこなすことができた。A先生と打ち合わせを行ない、取り扱うテクストと担当者、スケジュールを固めた。中世の勅撰和歌集、百首歌、歌合を扱うが、すべて影印によることにする。

 ゼミ終了後、院生のお一人の研究上の相談に与る。バーク博物館のカフェに連れて行っていただき、1時間ほどお話をした。いささかはお役に立てたようだ。

 さて、帰宅して、昨夕は鮭を調理した。塩・胡椒をしてさっとバター炒めにしてから、玉葱のスライスとクスクス、牛乳を入れて蒸し焼きにしてみる。食する際には、プレーンヨーグルトにマヨネーズを混ぜたものを添えたら、実にオツであった。久しぶりに腹いっぱいになった。

 日本とのメールのやりとりは頻繁だ。出来していたトラブルは無事解決し、提出書類関係もコース主任が対応してくださったよし。奨学金の推薦文案を送れと指示が来たので、即座に作成して返信した。Yさんからは、いよいよオンラインデータベース化が実現しそうとのメールもきた。

 本日予定の授業は、A先生がお一人で行なうセッションとなったので、初めてダウンタウンへ行ってみようと思う。パイク・プレイス・マーケットを目指すが、むしろちゃんと帰って来れるか不安である。娘は私のことをチキンと言っているらしいが、本当、肝が細いんだなあ実は。
 

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