4月14日（火）桜えび切り

　　郵便局が開くと同時に、近衛信尹の支払いに行く。定額預金を2つ解約して振替用紙で支払うよう同居人から指示を受け、整理番号１番で窓口にお願いすれば、金利の高いのは残したほうがいいですよとアドバイスされた。ありゃりゃ、そうすると足りないがな。財布に持ち合せていたので、仕方なく手持ちから補填する。それで、手数料が安いから、機械で送金しようとしたら、10万円以上は現金ではダメとのこと。窓口へとって返すと、いったん普通口座に入れて、通帳から送金すればOKなのだそうである。いやはや、智恵が回らなかった。お蔭様で支払いを終え、ついに我が物に帰したという顛末。

　　本日は「築地布恒更科」でりんだもぢらんとの意向で、早めに家を出る。やはり一番乗りで、白魚の天だねに、桜えび切り蕎麦をお願いした。花番さんに、本当は一本お願いしたいところだけど、あいにくこれから「高座」があるもんでね…と申し上げると、にっこりされましたわ。

　　雨が降り続いている。老母は午後の飛行機で帰ることになっていたが、大丈夫かな。りんだもぢり終わって、社会人講座へ向かう。途中、焼酎のお店で「川辺」を3本買い、１本松江に送ってもらった。老母は焼酎を常飲しているでな。1本は金曜に妹に会う際に、連れ合いに飲んでもらうよう進呈しようと思う。義弟殿、焼酎お飲みと昨日知ったからな。

　　社会人講座は、Love先生のような鎌倉時代の星占い師の歌集の春の部を読む。できるだけ丁寧に進めたつもり。来週は夏から始め、ヤフオクで購入した夏部の、伝藤原家隆筆断簡をお見せすることにいたそう。なにしろ今回は、ホンモノを見せろとのご要望が強いもので。

　　雨がおさまらないので、直帰することに。私が蕎麦好きだということをご存知の受講生から、「御清水庵」の越前そばが美味しいですよと勧められた。お店は前から知っていたが、ううん、ちょっと名前が…入りにくいんだよなあ。さて、メトロからの乗り換え駅構内の書店でしばし時間を潰す。兵頭二十八先生の新著を立ち読みした。ずいぶん感情的な書きぶりのような気がいたしたわい。