そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月27日(日)

2010年06月28日 | 昔日記
 終日、お茶の御稽古に行く。私の渡米中にいろいろあったよしで、ガマ仙人先生から概ねの事情は伺ったが、H先生に遅くとも11:00までには来るよう指示されたので、10:30に到着すべく神谷町へ向かう。

 それから16:30まで、昼食をはさんでバッチリ勉強するも、促成も促成、年末年始に老母から特訓を受けただけの、風炉なんか全くやったこともない超初心者なものだから、冷汗一斗、葉蓋の平点前をご教授いただくも、柄杓の扱いがどうにもこうにも…。皆さんの失笑をかったが、教室とは恥をかく場所であることは、教育者として私も十二分に心得ている。つまり自分の身体の動きについて、自分が一番分かっていないというのが何とも情けないが、右手の構えは陸軍式敬礼をそのまま降ろしていけばよいのだと得心したことは、本日唯一の収穫であったかもしれない。

 来月からは、毎月の初心者の御稽古にも出させてもらうことになった。松江から少し、稽古用の道具をかっぱらって来ようか。

 体重はリバウンド気味。85㎏まで戻ってきた。シアトル生活に比すれば、明らかに運動不足だ。

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