そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月10日(水)おさんどんを務める

2016年08月10日 | 公開

  同居人は少し早めの新幹線に乗ったらしいが、先に夕食を摂るよう連絡がきたので、姑殿と二人で食事を始めることに。おっつけ、同居人が帰宅したら、食べるのだろうから、急いで3人分の分量にする。

  赤蒟蒻の残りで炊き合わせを作る。玉葱、馬鈴薯、人参に、冷凍の豆腐ハンバーグをカットして誤魔化す。卵焼きは、いつものように快心の出来である。

  ご飯は一工夫し、餅米に十分、中華スープの素を溶かした水を吸わせ、作り置きの酢大豆と干し蝦を加えて、炊飯器で普通に炊いたら、結構な中華おこわが出来上がった。松の実などが無くても、大豆で十分、それらしい食感は味わえる。

  そのほか、麻婆豆腐を作り、あれやこれやで結構豪華なラインナップを形成。赤ワインを開けて姑殿と半分飲み、残りは同居人のために残しておく。体重が最近、リバウンド気味で、とにかく外出しないので、明らかに運動不足だ。ど~したもんじゃろな~。

  仕事のほうは、さっぱり進まない。新書本を一冊書きたい。原稿を書き始めたが、優先すべきことがいろいろある。こうして私の人生は、終わっていくのかもしれないね。

    家にある 材見つくろひ 皿となし 心ゆたけき 夕餉したたむ(右往左翁) 


8月10日(水)赤蒟蒻

2016年08月10日 | 公開

  昨日もとめて来た近江の赤蒟蒻を、玉葱、人参、豆、ベーコンと炊き合わせてみた。

    私、大学のとあるサークルの顧問を引き受けているのだけれど、その前幹事長さんが、本日お誕生日だというので、一首、お祝いの歌を作ってみた。

    おごりの春 ふたとせ過ぎて 日盛りの 陽射しまぶしき 君にしありけり (右往左翁)

 もちろん、与謝野晶子の本歌取り。何のことはない、22歳のお誕生日おめでとう、と言っているだけなんだけどね。歌としては、悪くないように思う。ときに、自分のことが短歌に詠まれると、嬉しいものらしい。それならば、そんなのお安いご用だから、どんどん詠んじゃいませうか。

 最近、どこかの短歌結社に入ってやろうかなと思わんでもないが、そういうギョーカイというのは、どうなんだろう・・・とも思う。私のような自称インチキ歌人?は、とうてい、受け入れてもらえないだろうし・・・。

 西行のことが、西行がやりたかったことが、ほんの少し、少しだけ分かってきたような、今日この頃。