そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月4日(木)赤坂の夜

2016年08月04日 | 公開

  教員向けセルフ・マネジメントのセミナーを受講せよと、大学からしつこく、しつこく通知が来るので、鬱陶しさに根負けして受講し、試験を受けたが、なかなか合格しない。問いの仕方が意地悪なのだよ。なにしろ満点を取らないと、解放されない仕組みで、研究推進部長の上から目線顔に、途中から腹が立ってきたが、やっとこさクリアをする。要するに、学生をバカと言ってはいけないのだそうです、はい。しかし、バカな学生は、どう呼べばよいのだろう?

  夕刻、赤坂でおよばれの予定で、早めに出掛けた。30分ほど前についたので、カフェでスパークリング・コーヒーというのを飲んでみた。で、スパークリング・カフィー・プリーズと注文したら、店員のお兄さん焦り出して、下手な英語で応対を始め、席で待っていたら、女性スタッフの方がわざわざ運んでくださり、こと細かに飲み方を英語で説明してくださるのだから、恐縮した。今さら日本人だとも言い出せず、英語で通すはめに。時々こういうことがある。自分では、朝鮮の人に見えるだろうなあという自覚があるが、人に言わせると、シンガポールあたりの華僑に見えるのだそうである。いやはや。

  およばれは、「菊乃井」で、こんなお店には、滅多に入れるものではない。しかも献立の品数、どんだけ~というくらいたくさんで、まいっちゃった。画像は八寸として出てきた、酸漿盛り五種。酸漿の中に、手の込んだ小さな料理が隠されている。

  お土産なども、たくさん頂戴した。

  帰宅すると、同居人のご機嫌がうるわしい。ここのところ顔色を伺いながら、びくびくしてきたが、天候も安定すると、いいですなあ。ベッドの中で、体中、マッサージして差し上げることにいたそう。明日の朝食も、もちろん、みどもが作らせていただきますから…。