今日は私の所属するB研究科の修士論文口述試験日なのだが、詰まっていたトイレが一気に流れ出るごとく、主査3本に副査4本という、私にとっては前代未聞の超ハードスケジュールになってしまった。しかも、高校で15:50から会議を開かねばならぬ。相方の先生方には申し訳ないが、昼休みもナシにしていただいた。時代は平安から昭和に及び、途中から脳の中が崩れ出した気がしたわい。まあ出来はといえば、思いっきり説教したのやら、褒めちぎったのやら、こもごもであったよ。
頭がぼーっとしたまま東京駅へ移動。今日もまたいつもの乗り換え駅までの新幹線代金上乗せ分は自腹である。昼食は牡蠣弁当みたいなのを買ってみる。そうだ、今日の会議は遅くなって、新幹線駅の売店が閉まっているかもしれないと、ワンカップならびにアタリメも、周到にもとめておく。
15:50の開始時刻の10分前に高校に着き、3分遅れで会議を始める。打ち合わせで想定したような発言が出たが、それは次の段階の話ですからと、我ながら上手に議事を捌いた。規定の用語が誤解混乱の元凶であることは分かっておる。法学部の教授だったら、もっと上手に説明するだろうがね。会議終了後、引き続いて作業が行われるのを見守った。箇所長であるから、「みそなはす」のも大切な業務なのだ。
学校法人の別箇所の長に、至急連絡をとりたい事案が生じ、電話をかけまくる。どうしても捉まらないのでメールを出しておいた。お騒がせいたしました。本日開催の箇所長会議は、パスしたからな。
お先に失礼と、最終の1つ前の新幹線に乗るべく駅へ着くと、時間を勘違いしていて30分以上待つはめに…。もちろん売店は閉まっている。そこで、東京駅で購入しておいたワンカップを開け、アタリメを肴に、体を温めた。新幹線駅だというのに、待ち合いの席に座っているのは私一人きりというのも、どういうことなんだろうね。そもそも駅を作ったのが、何かの間違いなんじゃないかな。学校法人はこの駅を作るのに、7億円も寄付したらしい。それだけあったら、ボーナスも下がらず、研究費も半額に引き下げなくてもよかった…ということはないか。(嘆