そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月9日(水)会議日と茶の稽古

2011年11月09日 | 公開

 午前中から待機業務。その時間を利用して、今度の日曜に学会発表する院生の最終リハーサルを行なう。まあ格好はついているような…。神速で昼食に出て、お昼の指定時間に事務方に出頭。大仕事が一段落となる。

 14:00からは主任会。人事案件で出したはずの書類が受理されていない??? うわ~、嘱任申請書を解任申請書として提出していた! 大大大失敗。あとで事務所の担当の方に平身低頭する。

 WA州のA先生の奥さまから、お送りした品が届いた旨のメールをいただいたので、ちょっとしたお菓子を買って「うつわや釉」へお礼にいく。その足でお茶のお稽古へ。今日は小間で手燭を使ったお点前を教えていただいた。お床はなんと、寛和元年八月十日内裏歌合、二十巻本類聚歌合の断簡で、野花題の惟成・長能の番ではないか。う~む、ちょっとエロティックな歌だな。花の代わりというわけかいな? 「いへち」を「いつち」と誤読していたことに後で気付いた。「へ」と「つ」の判別は実に難しいぞなもし。

 いつもいつも「夜明けは近い!」と言われ続けてきたけれども、N師匠に、太陽の頭が覗いたと言われた。でも、茶碗を建水に何度か当てて、チーンと仏壇のりんを鳴らしたような音を立て笑われる。

 いつもの焼き鳥屋で打ち上げ?をして散会。