そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月23日(水)祝日なのに

2011年11月23日 | 公開

 まったく、勤労感謝されない日だな。休日出勤するはめとなる。娘も休日出勤日で、先に家を出て行ったが、ダイニングに財布を忘れて行ったので、走って追いかけた。

 仕事は16:00ごろ終わったから、ショッピング?に行く。上野駅でメンチカツとコロッケを買う。娘から早めに帰れそうとメールが来た。急いで帰宅して夕食を作る。しばらく、娘と二人暮らしなのだ。

 1人で飲むのにちょうどよい高取焼の片口を見つけたので、衝動買いした。「神亀」の残り2合ほどを独酌。

 底に茶溜まりみたいな部分もあり、こういう片口でも茶は点てられるぞ…と悪戯に及ぶ。

 立川談志師が亡くなった。「談志が死んだ」は回文だが、たしか自分で言っていたような…。

 夜、同僚教授の訃報に接する。助手仲間だった独文のI教授。長らく療養中で、来年度から復帰できるという話だったが、駄目であったか。土曜がお通夜で、日曜のお昼に告別式のよし。土曜夜は3年生の卒論仮指導をコース主任としてとして沙汰しなければならないので、胡瓜会を欠席して告別式に列することにしよう。その旨、ガマン専任先生にメールをお送りした。I教授とは同じフロア(旧国連ビル5階)に研究室があった専攻(独文、中文、国文)の助手同士で、たしか1つ年上だったように思う。嗚呼、悲しい哉。同じく助手仲間だったT副学部長殿と、Iさん元気になったら一席設けようよと、つい先日話したばかりだ。同期の助手では私が一番年下だったから、任期中の助手仲間の飲み会の幹事役はずっと私が勤めていた。お安い御用といろいろ思案していたんだがなあ。とにかく、ウチの大学は、現職の教授で死去するケースが実に多い。寿命を縮める何事かがあるのかもしれぬ。今日の休日出勤だって、その一助?かも知れんぞ。