18:30から2年演習のクラスコンパを「かわうち」で行なう。自ら幹事をかって出て、参加を募ったが、人数が集まらない感じだったので、席を少ないところに変えてもらったところ、来るわ来るわ、結局最初に想定した人数ぴったりだった。しかし、会費を半分にディスカウントしたから、差額分持ち出しで、正直痛いことこの上なし。
皆に改めて自己紹介をしてもらう。大学の附属校、系属校出身者は、教わったという教員に知り合いが多い。中に山里学院出身の女子学生が2人いて、1人は卒論の指導がなんとNさんだったとか。実は昨日Nさんを苛めちゃったのだよ。そこでNさんの携帯に電話する。テーマは源氏だったよし。Nさんは目下「えいが」が専門だがね。
そのほか、演劇のF氏をご存知ですか?と尋ねられた。よく存じあげてますよ、専門は同居人のほういが近いがねと答える。高校の先輩とのこと。また、入居している女子学生会館で、島根出身のYさんと親しいという人がいた。Yさんは博士課程の院生だが、修士課程の時、私の演習をずっととっていたのである。彼女、学会の賞をとったんだよと教えたら、驚いていた。Yさんのことを「A…ちゃん」と呼んでいるらしい。
しかしまあ狭い世界である。私の次に教組執行委員をお願いしたK教授とご母堂が小学校の同級生だったという学生もいた。基礎演習の担当がK教授で、その名前を見たご母堂が同姓同名か?と調べたら分かったのだそうである。
いろいろな先生の授業のことを、学生が話してくれたのも面白かった。某…系の女王様は、キャンパス内最大規模の教室での講義で、岩頭に立つご自身の画像を大写し、私は魔女なのよとのたもうたとか。ううう、目に浮かぶわい。民俗学を思想史的に研究しておられるT教授の講義を口を極めて絶賛する男子学生の話を聞いていたら、なんとそのT教授が店に入って来られた。大学の近くで飲んでいると、ままこういうことが起こるわなあ。T教授に握手してもらいなさい。
…という仕儀で延々4時間。22:30になったので締めにする。二次会は付き合いません。とっとと退散。気がついたら、電車は二つ先の駅まで行っていた。