そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月21日(木)ひんやり

2011年07月21日 | 公開

 台風がそれて、空気がひんやりしている。夜の会議は、「たかはし」の二重弁当をいただいて、予定の2時間が15分早く解放された。そこで、帰りがけに「鷹ばん」の暖簾をくぐり、「李白」を2杯飲み、大きな岩牡蠣をひとつ食した。故郷の銘酒はやはり、ほっといたしますなあ。

 そうか、懸案の解決策はこうすればよい!と、実によいアイデアが浮かんだ。脳のある部分には、昔の「教務頭」が残っているし、亡父もかなり政策通の地方公務員だったから、私には一種の行政手腕があるのかもしれない。あとは根回し。郷土の先輩、竹下登のようにはいかないだろうが…。

 研究費を使いきったと事務所から連絡を受ける。学会出張費を派手に使ったから仕方があるまい。明日の演習コンパの人数を知らせるため「かわうち」に電話する。

 帰宅したら、N氏からみごとな桃が送られてきていた。Eさんがお世話になっております。こちらからご挨拶せにゃならんのに恐縮、恐縮。就寝前、昔、フィンランドとエストニアに行った時の写真を見る。8月にはまたタリンへ行く。R先生もお若いし、おいらも若かったなあ。


7月21日(木)ね、眠い

2011年07月21日 | 公開

 昨日の教授会は、な、なんと21:00までかかったそうだ。私はトンずらして夜の所用?を済ませ、帰宅してから泥縄で本日夜の会議資料を間に合わせた。教務主任殿のところへ文書を出しに行ったらあいにくお留守、お机の上に置かせていただき、持参のモナカで押さえておく(こういう細かい配慮が大切なのだよ)。教務室では、研究科長殿と大学院教務主任殿につかまったので、演習費の件ほか我がコースの実情をご説明申し上げておいた。研究科長殿は助手仲間だから、話の通りが実に早い。

 卒論演習は春学期の最終段階である。今日は2人に報告してもらったが、1人は関連研究文献をすべて揃えたと豪語、もう1人もかなりはっきりとした構想を示してくれたので、大いに褒めておく。来週、喫茶店でコンパ?を行なう予定だ。ケーキをいくらでも食べられますというコがいて、それぢゃあホールでとろうかと言えば、本気にした様子。あな、おそろし。

 博士の研究指導はNさんの発表を聴く。珍しくK君が参加した。内容的には成り立たない論だと思ったが、来月発表するならばかくかくしかじか手当てすべしと助言しておいた。

 修士の演習はHさんらしい丁寧な報告で、この調子ではどうやら8月4日まできっちり授業をせにゃならんようだ。

 さて、夜はまた会議。弁当が食えるのは幸せであるが…。