そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月11日(月)スケジュールみっちり

2011年07月11日 | 公開

 午前中は2コマ連続。9:00からの演習は欠席者が存外少ない。予定の4人にきっちり発表してもらった。授業最終日に試験のようなものを実施する予定なので、その情報収集もあるのかもしれぬ。

 午後はオフィスアワーだが、今日は予定がつまっている。「すゞ金」は、12:30にはもう「仕舞ました」の看板が出ていた。そこで前を素通りして、「五郎八」で軽く蕎麦を食う。フロアのおねえさんは、インドの方なんじゃないかな? 教組の執行委員を務めていた時の書記長殿が後から入っておいでになったので、同じテーブルで世間話をした。なにしろ一昨年の春闘が、いまだ終わっていないのだ。私は現在、職場区の議長であるが、収拾がつかないよねえ。金曜には職場会をせにゃならん。しかし、議題書もまだ届いていない。

 「Cafe GOTO」でアイスカフェオレという、店で一番高いメニューを初めて注文した。そこで時間を潰し、14:00から某部で水曜の委員会の打ち合わせ。1時間余かかった。次の所用が15:30からなので、某部のある建物の10階展示室をのぞく。大徳寺第百九十六世伝外宗左の幅「無位真人」は茶席に掛けられるなあ。それから、大学本部の某個所での所用に1時間弱を要した。

 やっとこさ研究室に戻り、結局17:00頃から研究指導を2時間。素材としてはいい線行っているが、テクストが完全無欠に作りこまれているはずという前提で分析にかかるのは、おそらく思い込みであろう。だいたい、本文を徹底的に解釈しきってはいないじゃないか! 諸本の異同もチェックすべし。今後の手順についてあれこれアドバイスした。聞けば明後日にT先生のところでラフな報告をすることになっているとか。指導教授としては、甘心しませんがなあ。こんな不完全な研究をアバウトに話して、いったい何になるのよ? 特にお前さんは、そういうことをすると、纏まるものも纏まらないタイプだと先生は思いますがなあ。とはいえ、我が研究室は所属院生に対しては徹底的な放任主義を建前とするから、好き勝手におやりなさい(責任は全部自分で取るんですよ)。…いやはや、冷たい指導教授である(クソ暑いから、ますます冷たくなる?)。

 研究室OGのOさんから結婚された旨のはがきが来ていたから、何かお祝いを送ろうと考えていたが、遅くなったので他日を期す。

 帰宅すれば、社会人講座の担当者から電話あり。最少催行人数をかろうじてクリアしたそうだ(A師匠、人数が少なくて申し訳ありません)。こちらも人気ないわいなあ。定年退職まであと5年ほどだから、楽ちん体制を徹底しようか。ふ~、こう暑くては何もものが考えられん。