我が学部は2年から専門課程に進級する仕組みになっているので、1年生を対象にしたコースガイダンスが実施される。その春学期の分を本日昼休みに実施。来週以降に実施するコースが多いが、独文とともに皮切りとなった。
12:15分開始で、正味30分ほどしかないから、前の授業の先生がレビューシートを提出させているのも構わず押し入って準備する。ガイダンスといっても、主任(私)一人が会場の教室へ赴き、pptを使って説明して質問を受けるだけなのだが。
参会者はずいぶんあった。2年生の演習で何が知りたいものか事前に聴取しておいたので、志望者数に対する進級者のデータを遡って丁寧に示し、例年100名超の志望に85名前後の進級受け入れ実績は来年度も変わらないだろうと宣言しておいた。我がコースは60名定員なのだが、実質75名定員のコースと同等の規模で推移している。コース定員は実態に合わすべきなのだが、所管委員会や教務がぐずぐずして埒が明かない。定員はいわば領土であり、教員数や管理科目数に直結する。だから削減を嫌うコースはごねるのであろう。
個別質問を受付けたが、私担当のオンデマンド授業の試験に関する問い合わせが多かった。なにしろ、文学部一の「ドはまり」と評されている科目だからね。まあ、よい成績はとれまいが、今年は試験を一団と簡単にしたからと、変てこな返事をしてお茶を濁す。
梅雨が明けたらしい。暑いので寄り道をやめ、今夜の宿舎へ直行した。夜は成城石井で買った酒と肴で済ます。